目次
近世の都市と文化
戦国期京都の名所
近世京都の名所と文化
氾濫する江戸の名所
江戸の園芸文化
庶民信仰と社会・文化
医学・医療の発展
都市大坂と異国
近世都市と芸能
芸能文化の浸透〔ほか〕
著者等紹介
杉森哲也[スギモリテツヤ]
1957年大阪府に生まれる。1982年東京大学文学部卒業。1990年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、放送大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アメヲトコ
7
タイトルは大きいですが、内容に即するなら『日本近世の文化と都市社会』というべきでしょうか。文化を文化史として描くのではなく、その背後の社会構造から読み解くというスタンス。変異した変わり朝顔作りという江戸の人たちのマニアぶりの紹介とか、仮名手本忠臣蔵を身分的周縁論から読み解く章などを面白く読みました。2020/05/15
masasamm
2
日本の近世を解説する放送大学の教科書。とは言え、近世史ではなく、都市の文化や長崎の状況など一般の庶民の生活がどのように展開したかに多くの記述がさかれている。おもしろい視点であり、学ぶところが多い。2023/01/13