目次
教育・学校心理学を知る
教科学習の教育心理学的視点
教科の授業の構造と学習者の実態
記憶に残る知識をつくるには
学習内容の理解と応用
学習を支えるものとしての動機づけ
自律的な学習者の育成
教育評価の諸側面
学級集団の特徴
教師の役割と影響
教育相談
道徳性の育成
発達障がいの理解
特別な支援的ニーズのある子どもへの教育支援
キャリア教育
著者等紹介
進藤聡彦[シンドウトシヒコ]
1957年山梨県に生まれる。1987年東北大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程単位取得退学、博士(教育学)。現在、放送大学教授・山梨大学名誉教授。専攻、教育心理学
谷口明子[タニグチアキコ]
1961年東京都に生まれる。2005年東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻(教育心理学コース)修了、博士(教育学)、公認心理師。現在、東洋大学教授。専攻、教育心理学・特別支援教育(病弱・身体虚弱)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なま
10
★4 児童や生徒に記憶に残る知識を。授業作りをする視点、授業構造を細分化。覚えやすい記憶と覚えにくい記憶。心理にまつわる考え方から、学習意欲を高める為に何が必要か?好奇心や達成感は学習意欲を高めるため、いかに動機づけを促すか。自分一人で学びが出来る学習者のメタ認知的な活動。子どもの学びのきっかけや仕掛けを作る際のヒントが満載。2022/01/21
小野靖貴
1
認定心理士の取得単位に指定された分野(学習心理学、整理心理学、教育心理学、発達心理学、臨床心理学、人格心理学、社会心理学、産業心理学、軽量心理学)のうちひとつ。学校現場で先生たちの知恵が乗っている。学習と発達と理解と成長を生徒や学生に促すための理論は役立つかも2024/10/08
とりぞう
1
「一般に学力というと、知識の多寡や問題解決の可否が問題とされてき た。しかし、それを支えるのはメタ認知である」なんて話など。この一言だけでも「すごい」けど、本書前半は全体的に面白かった。本職教師には後半部の知識も大事なんだろうけど、趣味で教育学を学ぶぼくには興味が持てなかった。2023/03/15
リリパス
1
この本は、前半部分が、「授業づくりの視点」「子供の実態を把握する」「憶えやすい記憶と憶えにくい記憶」「知的好奇心による動機づけ」といった、心理系の内容になっています。そして、後半部分は、「教育評価(成績評価など)」「学級集団の特徴」「教師の役割と子供への影響」「発達障害の理解と支援」「キャリア教育とは」といった、教育系の内容が書かれています。2021/09/30
すけんこ
0
動機づけが学習においていかに大切かわかったところで、私の通っていた高校がいかに「クソであったから」がわかってスッキリしました。あの学校が嫌いだったのは、私のせいじゃないんだ!先生になるつもりがなくても「へ〜」と思うことがたくさん書いてます。2022/12/16
-
- 和書
- 火刑列島