目次
教育調査の考え方
調査の種類と実例
統計的調査の進め方
事例調査の進め方
統計的調査の分析方法
事例調査の分析方法
調査の分析例(公的統計などから見る日本の教育;質問紙調査から中学校の授業の様子を確認する;分析の手がかりをどう見つけるか;質問紙調査から部活動の様子を確認する;質問紙調査から地域差や学校規模差を確認する;ドキュメントから教育実践と学校建築の関係を読み解く)
教育調査の可能性と課題
著者等紹介
藤田武志[フジタタケシ]
放送大学客員教授。1964年東京都に生まれる。1991年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1997年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員(PD)、上越教育大学准教授等を経て、日本女子大学人間社会学部教授。専攻は教育社会学、学校社会学
西島央[ニシジマヒロシ]
放送大学客員教授。1968年兵庫県に生まれる。1991年東京大学教育学部教育学科教育社会学コース卒業。1997年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院教育学研究科助手・助教、首都大学東京人文社会学部准教授を経て、青山学院大学コミュニティ人間科学部教授。専攻は教育社会学、文化政策学、音楽教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なま
10
★4 アンケートや調査を行う際に、目的が明確でないとせっかくの労力は水の泡。その為に、事例収集や統計法、その前段階の事前調査から分析するための必要な基礎を網羅。何が必要で、どの方法で調査をしたら有効か?統計調査や質問用紙を使用して具体的な調査方法や用語の基礎を学べる一冊。2022/01/20
コンタミ
0
△。放送大学の授業を取ったので。著者は、教育社会学の教授+音楽教育の教授2名。タイトルどおり、教育調査の基本(調査の種類、設計、分析の方法等)がひととおり学べる。実際に著者らが行った調査のアンケート(質問紙)や、調査結果が事例として掲載されているので参考になる。文章や内容が特別おもしろいわけではないので、読み物としては△。実際に著者らが調査を行った際のエピソードも少し紹介してくれているが、当たり障りのない内容になっている。2024/01/17