目次
名作をどう読むか
『伊勢物語』を読む
『源氏物語』正編を読む
『源氏物語』続編を読む
『平家物語』を読む
『方丈記』を読む
『徒然草』を読む
『金々先生栄花夢』を読む
『桜姫全伝曙草紙』を読む
『白縫譚』を読む
『怪談牡丹燈篭』を読む
夏目漱石の小説を読む
森鴎外の史伝を読む
芥川龍之介の短編を読む
中島敦の短編を読む
著者等紹介
島内裕子[シマウチユウコ]
1953年東京都に生まれる。1979年東京大学文学部国文学科卒業。1987年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、放送大学教授、博士(文学)(東京大学)。専攻、中世を中心とする日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
13
各回でメインとして取り上げる作品は1作品だが、表面をなぞるだけには留まらない。各回の主張を象徴する場面を取り上げながらの考察や、作品全体の特色の解説や関連作品との比較検討などが行われており、勉強になることは勿論のこと、各作品を自分の手で読んでみたくなる。2020/01/12
あや
3
読んだことのある作品とタイトルすらあまり知らなかった作品と取り上げられていてとても興味深かった。江戸時代の文学に興味を惹かれた。2020/07/18
Teslx
3
登場する主な作品→『枕草子』(清少納言)、『伊勢物語』(複数、校訂藤原定歌)、『源氏物語』(紫式部)、『平家物語』(琵琶法師による口承)、『方丈記』(鴨長明)、『徒然草』(吉田兼好)、『金々先生栄花夢』(恋川春町)、『桜姫全伝曙草紙』(山東京伝)、『白縫譚』(柳下亭種員、柳亭種彦、柳水亭種清)、『怪談牡丹燈籠』(三遊亭円朝)、『三四郎』『それから』(夏目漱石)、『渋江抽斎』『伊沢蘭軒』『北条霞亭』(森鴎外)、『大川の水』『枯野抄』『本所両国』(芥川龍之介)、『山月記』『悟浄出世』『弟子』『李陵』(中島敦)2018/11/02