放送大学教材
移動と定住の社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595316326
  • NDC分類 361
  • Cコード C1336

目次

近代社会と移動
外国人から見る「移動」の意味
労働市場の論理と外国人
日系人とは誰か
日系人と労働市場(1)―日系人が分配されるメカニズム
日系人と労働市場(2)―労働市場と共進化する滞在様式
顔の見えない定住化
「行政からの顔の見える化」と「顔の見えない定住化」の並存
都市移住と過疎
都市移住と同郷団体
「出稼ぎ」という移動
流動的日雇労働者の世界
「ホームレス問題」の背景
「ホームレス対策」が問いかけるもの
流動性の高まりの中で

著者等紹介

北川由紀彦[キタガワユキヒコ]
1972年愛知県に生まれる。1995年慶應義塾大学文学部人間関係学科卒業。2003年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。2003年日本学術振興会特別研究員(PD)。2006年社会学博士(東京都立大学大学院)。2011年より放送大学教養学部准教授。専攻・専門は都市社会学、都市下層研究

丹野清人[タンノキヨト]
1966年茨城県生まれ。1999年一橋大学大学院社会学研究科社会問題社会政策専攻博士課程単位取得満期退学。1999年日本学術振興会特別研究員(PD)。2002年東京都立大学人文学部社会学科講師。2005年東京都立大学の首都大学東京への改組転換にともない首都大学東京・都市教養学部人文社会系准教授。2014年より首都大学東京・都市教養学部教授。専攻・専門は労働社会学、国際労働力移動、エスニシティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hisashi Tokunaga

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数ある社会学の教材ネーミングを「移動と定住」に絞ったのは著者の深耕領域から来るものだったんですね。社会学の教材にしては切り口が今日的でした。2016/07/31

kenitirokikuti

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日本人を遡ると壬申戸籍に至る。そして壬申戸籍の先駆は高知の明治3年11月発布の藩大改革の告諭である。士族の処分と四民徴兵、新たな官僚制の確立/「4 日系人とは何か」 日本人とは何か論は比較的よく見られるものだ。しかし、法制度上なにがどうなっているのか、そこをきちんと押さえた論はそんなに立てられていないと思う。この章は「戸籍」から見ている。2016/04/30

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