目次
社会福祉という「仕掛け」
生活の変動と「強い個人」
福祉国家と生活のリスク管理
福祉国家の「再編」と社会的排除
社会福祉の多様な供給主体と新しい公私関係
地方分権と「地域福祉計画」
社会福祉のニードと利用資格
社会福祉の具体的手段と資源
施設という生活形態と脱施設化
地域で生活するということ―自立生活運動の歴史と展開
地域福祉の具体的展開
地域の問題と支え合いによる解決の課題
社会福祉の現業組織と市民への「窓口」
「援助する人々」―専門職、ボランティア、そして「当事者」
社会福祉は誰のためにあるのか―自立・参加・連帯
著者等紹介
岩田正美[イワタマサミ]
1947年生まれ。中央大学大学院経済研究科修了、日本女子大学博士(社会福祉学)。東京都立大学人文学部助教授、同教授を経て、1998年日本女子大学人間社会学部教授、2015年定年退職。2012年より一般社団法人日本社会福祉学会会長。現在、日本女子大学名誉教授。専攻は社会福祉学、貧困論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
5
通読19周目。 主に「穴」になっている法律面に力を入れながら、仕上げている。 …正直、勉強好きの放送大学生でも、教科書を20周回す人はそうそう居ないから、これだけ読んで置けば落第はあり得ないのだが、それでも、理解が及ばない部分がまだあると思うから、しっかり、最後まで、穴を潰す積りで、読む。 あと1周、教科書を回して、放送授業の再視聴も試験まで終えて、一応の用意を整えたと言える状態で、本番に挑みたい。2022/01/12
ブルーツ・リー
5
再読17周目。 「穴」になっている部分は、やはり法的な部分だったり、実際的な福祉の現場の話よりも、論理的な部分の方が多い。と感じている。 実際の福祉に関しては、自分自身の福祉の現場での体験もあるし、新聞を読んでいれば、一般教養としての福祉の理論は書いてあり、常識的に現台というものを理解していれば、何とか答えられる。 一方で、福祉に関わる法、という事になってくると、なかなか一般教養の範囲内で見聞きする機会が少ないだけに、教科書のみの勉強では、やや、試験を受けるに当たって、心配も残る。あと3周、努力して読む。2022/01/09
ブルーツ・リー
5
通読16周目。 試験に備えて、細かい箇所まで読んでいると、やはり全く読み流していた箇所がある事がわかり、そして大抵そういう箇所が試験に出るから、更に細かい所まで読みこまなくては、と思った。 それでも試験になると大抵「こんな事教科書にあったっけ?」っていうものも出て来るが。 しかし、放送大学は割と簡単な大学なので、試験内容は、教科書か放送授業の内容から出る事が殆ど。 一流大学みたいに、自学自習をしていないと解けない問題ばかり。なんて事はない。 こんなもんだと諦めて、放送大学に合わせた勉強方法を頑張りたい。2022/01/08
ブルーツ・リー
5
再読、15周目?16周目? 試験が近いので、とにかく20周。早いうちに回してしまおうと思います。 放送大学もコロナ禍で、試験が自宅受験で、教科書を見ながらやってもいいという、余りにも腑抜けた試験でやる気があまり出て来ませんが、ともかく始めた事なので、最後まで、きちんと、終わらせます。 内容は、筋はだいたい分かっていて、読んでいる最中に、「ああ、次はあの話になるな」と、分かるくらいになってます。 ただ、大筋は分かっても、試験には、かなり重箱の隅のような問題も出るので、細かい所まで、気が抜けません。2022/01/07
ブルーツ・リー
5
通読、12周目。 社会福祉の教科書を書くと、どうしても、障害者のあり様が、理想的というか、型にはまったものになりやすいと思う。 実際には、こんなに理想通りに行くケースは滅多になくて、場所によっては、かなり、ブラックに近い、グレー、ぐらいの施設も存在するのが、実体。 福祉の支援を受ける側ですらそう思うのだから、この本が本当に読み手として想定している福祉の現場サイドの人からすると、「こんなに上手く行く訳がないじゃないか…」という声が聞こえて来そう。 限りなくブラックに近いグレーを、如何に改善できるか、の世界。2021/07/15