出版社内容情報
さいきん、ラビッシュ島には「こびと電話」ができました。
遠くにいる仲間と電話で話をしていると、霧のおばけが島に向かっているといいます。やがて、ほんとうに島は霧におおわれてしまいました。
まわりは真っ白。月も星も見えません。
おまけに海にはきらきら光る丸いものがうかんでいます。
「月が落っこちちゃったのかもしれない」
こびとたちは、霧のおばけと話をしようとします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
65
児童書。ファンタジー。人間が捨てたものでできた[ラビッシュ島]には小人が住んでいる。スポークスさんは島に電話をひく。霧が出て家から出れない時も電話でお互いに連絡が出来て便利になる。そこに問題が二つおこる①空から月が落ちて海に沈んだこと②霧おばけが島に来て、霧がはれなくなったこと▽おもちゃ箱の中のお話みたいなファンタジー。横書き、イラスト可愛い。最初に島の地図と登場人物紹介(絵あり)があるけど、登場人物が多いのはカタカナ名を覚えきれない児童には難しいかも。ハピエン「きょうのガラクタは明日の宝」2024.2刊2024/03/14