放送大学教材
経験論から言語哲学へ

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595316043
  • NDC分類 115.5
  • Cコード C1310

目次

イギリス経験論のアクチュアリティー―デカルトとホッブズの衝撃
ロックと道徳感覚学派―経験をどう反省してどんな秩序が生まれるのか
ヒュームによる蓋然的推理批判―何かを「信じる」とき、何が生じているのか
ヒュームの懐疑論と寛容論―想像力と言語はどのような関係にあるか
スミスにおける道徳哲学の展開―交換性向と適切さの感覚は何を生むのか
ベンサムの言語論とミルの道徳科学―古典的功利主義を支える経験論は何か
パースの実験主義とジェイムズのプラグマティズム
現代的な経験論の源流
言語哲学の源流
前期ウィトゲンシュタイン
言語と世界のつながり
論理実証主義
言語観の転換へ
言語ゲーム論と言語行為論
経験と言語―ロマン主義と世紀末芸術の邂逅を題材に

著者等紹介

勢力尚雅[セイリキノブマサ]
1969年福岡県北九州市に生まれる。1991年東京大学文学部倫理学科卒業。1994年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程(倫理学専攻)修了。2001年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(倫理学専攻)単位取得退学。2004年博士(文学)学位取得(東京大学)。現在、日本大学理工学部教授。専攻は哲学・倫理学

古田徹也[フルタテツヤ]
1979年熊本県水俣市に生まれる。2002年東京大学文学部倫理学科卒業。2005年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程(倫理学専攻)修了。2008年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(倫理学専攻)単位取得退学。2011年博士(文学)学位取得(東京大学)。現在、新潟大学人文社会・教育科学系准教授。専攻は哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えむ

1
「経験論」の射程を広く取った上で、近現代の英米哲学を概説。いわゆる狭義の経験論者のみならず、スミスやベンサムなども紙幅が割かれているのが特徴的。2017/11/24

masasamm

0
難しすぎて大変でした。一応読み通してはみたのですが、中身はほとんど残っていません。こういう本を理解できる日は来るのでしょうか。無理なんだろうなと感じます。悲しいことです。2016/12/30

ボールパーク

0
『常套句が覆い尽くしたファシズムの支配も豊かな芸術や文化が花開いた世紀末ウィーンの繁栄も、日常で生じた事柄なのである。そして、、だからこそ、日常にとどまり、日常と切り結ぶ思考は、われわれにとって、極めて重要なものであり続けるのである。』本書巻末の言葉です。  そして、そのために、時に、日常への埋没から離脱して非日常の天空に遊ぶことが、人生において大切なことなのだと改めて思いました。芸術は、その飛翔力を心にを与えてくれるものだし、哲学は、その天空で迷子にならないための良きガイドブックになるものだと思います。2023/07/09

oasam

0
 経験と言語のあり方について、というより言語と社会のあり方の捉え方について経験がどう絡んでくるのかについて書いてある教科書だと思いました。2020/12/15

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