目次
新しい乳幼児心理学の概要
視力の発達
色がわかること
顔をみること
言語の獲得(1)音声知覚の発達
言語の獲得(2)音から言葉へ
動きがわかること
空間にかかわることの発達
知識の発達
社会性の発達(1)乳児期からの発達
社会性の発達(2)乳児期から幼児期へ
音楽認知の発達
食の発達
障害と発達
まとめ:乳幼児心理学の現在と未来
著者等紹介
山口真美[ヤマグチマサミ]
1964年神奈川県に生まれる。1995年お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科人間発達学専攻単位取得退学。1994年ATR人間情報通信研究所滞在研究員。1996年福島大学生涯学習教育研究センター助教授。1998年中央大学文学部心理学研究室助教授。2006年科学技術振興機構さきがけ研究員。現在、中央大学文学部心理学研究室教授・博士(人文科学)。専攻領域は実験心理学、発達心理学、知覚・認知心理学。所属学会、日本心理学会、日本基礎心理学会(理事)、日本赤ちゃん学会(事務局長)、日本顔学会(理事)、人間情報学会(理事)など
金沢創[カナザワソウ]
1966年兵庫県に生まれる。1991年京都大学文学部心理学専攻卒業。1996年京都大学理学研究科霊長類学専攻博士課程単位取得満期退学。現在、日本女子大学人間社会学部心理学科教授・博士(理学)。専攻は認知発達心理学・進化心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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寺内町亭小天狗
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【三つ子の魂百まで】という諺があるように、三歳までの発達段階は最も大事な時期である。〈障害と発達〉の章には、「発達障害は、生まれつきの遺伝にその原因がある」ことは通説です。発達障害に、自閉症があります。ウイングの三つ組と呼ばれる対人関係・ことば・想像力は自閉症の本質であるとし、定義に採用されている。また診断基準は、社会的相互作用・コミュニケーション・想像力としいる。自閉症状がある子どもは、おままごとやごっこ遊びをしない。早期発見は、叙述的指差し・共同注意・ごっこ遊びです。幼少時期は、親に尋ねてみましよう。2016/07/28