目次
社会保険という仕組み
医療保険1―基本的な仕組みと被保険者、保険料、保険者
医療保険2―医療保険の給付
医療保険3―高齢者医療制度、国民医療費
医療保険4―医療保険制度の課題
介護保険1―基本的な仕組みと被保険者、保険料、保険者
介護保険2―介護保険の給付と制度の課題
年金1―基本的な仕組みと構造
年金2―被保険者、保険料、保険者
年金3―老齢年金
年金4―障害年金と遺族年金
年金5―年金制度の課題
雇用保険―基本的な仕組みと制度の課題
労働者災害補償保険―基本的な仕組みと制度の課題
社会保険制度に共通の課題
著者等紹介
田中耕太郎[タナカコウタロウ]
1950年山口市に生まれる。1974年京都大学法学部卒業。厚生省(当時)に入省後、薬務局、保健局、在ドイツ連邦共和国日本大使館、大臣官房政策課調査室長、国際協力室長、障害福祉課長、内閣審議官等を経て、山口県立大学社会福祉学部教授。専攻は社会保障論、国際福祉論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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brawi
2
何やかんや言ってもやっぱり勤め人のほうが健康保険、年金で有利だよ。勤め人の扶養配偶者は保険料払わなくていいんだから。いや、勤め人のほうがたくさん保険料払ってるのはわかってるけど。でも、それって会社と折半じゃないですか。自営業だって年取れば仕事できなくなるのでやっぱり年金いるよなあ。あと、社会の在り方として保険料で社会保障を充実させたほうがいいか、税負担を多くしても税金で充実させるべきかは国民が考えないといけないし、政治もそれを問わないといけない。なんせ、国の予算で社会保障費が一番多いんだから。2016/01/20
葵堂
0
民間保険と比較してみたり、これまでの公的保険の歴史及び、今後どのような問題が生じ、それに対する打開策はあれど、そうするためには何が問題となるか、といったことを比較的わかりやすく連連と。2014/04/20
Hisashi Tokunaga
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想定したより名著です。独善に陥らない語り口が好いですね。初級者向けの好著につき筆者の今後の本格的著作に期待したい。2013/02/01