出版社内容情報
発達障害は人生の早い時期に社会的諸関係のなかで現れ,その原因は脳機能障害にある。知的障害と言語・学習障害は認知機能に,自閉症と多動症候群は行動に基づいて診断される。発達障害児の心と行動は,子ども側の要因と環境的要因の相互作用として現れる。発達障害を持つ子どもの心と行動を理解するために,発達的観点と学際的観点を基本に心理・生理・病理を解説,教育的支援のための実践的基礎となることを目的としている。取り上げた主な発達障害は,行動障害,知的障害,重症心身障害,自閉症,注意欠陥・多動性障害,学習障害。
1.発達障害とはなにか
2.アセスメント1 心と行動の理解
3.アセスメント2 心理機能と発達アセスメント
4.アセスメント3 脳の機能と生理
5.学習理論と発達支援
6.発達障害の早期発見と対応
7.行動障害の理解と支援
8.知的障害の理解と支援1
9.知的障害の理解と支援2
10.重症心身障害児の理解と支援
11.自閉症の理解と支援
12.注意欠陥/多動性障害(ADHD)の理解と支援
13.学習障害の理解と支援
14.医学的治療1 精神医学的状態と薬物療法
15.医学的治療2 てんかんと関連する状態
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