出版社内容情報
近年,子ども・青年の抱える問題状況への関心が高まっている。保護者や教育関係者など大人全体が,子ども・青年をどう捉えるべきか,どう関わればよいのか当惑している状況の中,本書はHOW TOの提供ではなく,子ども・青年の生活を社会の中で生きている存在として捉え直し,生活とかかわらせて発達を検討。前半は心理学に加え教育社会学の視点から,後半は系統発達的に考察。さらに恋愛・結婚,身体・ファッションなどのテーマ別に検討している。
1.生涯発達の中の子ども・青年期
2.動物の子どもと親子関係
3.子どもが生まれるということ
4.母子関係・父子関係-養育費として
5.社会への第一歩としての入園
6.乳幼児の遊び
7.友達関係
8.子どもの学校生活
9.子どもの生活と遊びの歴史
10.高校生の生活とアイデンティティ
11.青年期の恋愛
12.身体・ファッション
13.キャンパスライフ
14.青年文化の変容
15.青年期の社会的成長,自立