出版社内容情報
看護の本質は人が幸せに健康な生活を営むための手助けを行い,人生のさまざまな局面にある人々と関わりながら,人の健康と発達を支えることにある。すなわち看護学は,生物―心理―社会的存在としての人間の健康生活に焦点を当て,多様なニーズに応えるための実践の科学であるといえる。健康を保つメカニズム,看護技術の意味,セルフケアを育てる看護,在宅看護などの章を通して,看護学の主たる概念と諸理論,先進的知織を幅広く獲得し,看護に対する理解を深めるとともに,各自の看護観を確立することを目的に執筆されている。
1.看護の本質となるもの
2.看護学の発展の方向性
3.生涯発達過程にある看護の対象者
4.健康を保つメカニズムと看護
5.環境との相互作用がもたらす健康問題
6.看護情報と看護過程の展開
7.看護技術の意味
8.関わりと看護技術
9.セルフケアを育てる看護
10.患者を含む一単位としての家族への看護
11.在宅療養を支える看護
12.他職種との連携・協働と看護の継続
13.地域住民と共働する看護
14.人の死と看護
15.看護における倫理
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