出版社内容情報
社会の枠組みの変化が生活の枠組み(=生活システム)をどのように変容させ,それが個人にどのような影響を与えるか,そして個人は生活を通じて社会をどのように変容させるのかをおさえながら,生活システムの構築としての生活経営について考察。前半では文化や価値,倫理が生活の中で創出・再生産・改訂されていくプロセス,自己決定・自己責任が求められる現代社会の生活経済などを考察,後半は生活の基本単位である家族・世帯について考えている。
1.生活の主体として生活を経営する
2.生活と文化・価値
3.生活と倫理
4.生活の経済と生活設計
5.生活と情報
6.生活と時間
7.生活における職業・趣味
8.生活と安全行動
9.生活の基本単位の変化:世帯と家族
10.生活の共同(その1):家族の機能とその変化
11.生活の共同(その2):家族成員の果たす役割と家族の関係
12.家族と個人の発達の視点からみた現代的特徴
13.家族生活と高齢化・少子化
14.環境創造と生活の経営-地域と生活
15.次世代の生活主体の育成と生活経営
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