出版社内容情報
中国神話に興味を持ったら、ぜひ読んでもらいたいのが、平凡社の「中国の古典シリーズ」で出ている『抱朴子・列仙伝・神仙伝・山海経』である。読まなくてもよいから、とりあえず巻末三十六ページにわたってつづいている山海経挿図をめくってほしい。その奇々怪々さに、ぜひ買いたいという気持ちになってくるだろう.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 305頁、より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nekono
3
中国ものを読んでいると必ず出てくるのがこの本に入っている諸篇。特に抱朴子は良く出てくる。諸星さんのマンガを読んでいても、列仙伝や神仙伝、山海経から題を取ったものが多くある。ということで、一応、必読書(笑) 親切な現代本と違って、妄想力がかなり必要。特に抱朴子は仙人になる方法が書いてあると言いながら、金がなくて成れなかったという作者の愚痴がかなり入ってる・・と思う。超俗の仙人になるのにも金が必要なんて・・あぁ、中国(笑)それでも、この本を読むと中国ものを読んだときの理解度がぐっと深まるのは確かです。2011/09/05
Kazuyuki Koishikawa
1
博物誌的なもの?あと仙人にとてもなりたいんだな。2022/05/07
karatte
1
抱朴子が抄訳なのが玉に瑕。山海経の図版はいつ見ても興奮する。それとこの本、今は亡き志木駅のららぽーとで買ったんだけど、買うときレジの店員に笑われたんだよなあ…なんでだろ?
丰
0
Y-20, 19801015-72000/10/31