出版社内容情報
技術者に求められている倫理と責任について、次の理解を深めることを目的に執筆されている。1)技術的解決の結果が社会や環境に与える影響の範囲。2)意思決定を行う際に考慮すべき種々の「価値」についての認識。3)技術者が担う特別の責任についてその歴史的背景を含めた理解。4)技術者が直面する可能性のある倫理的問題の認識。5)倫理問題を分析する手法の理解と、それらを数々の事例に適用できる応用力の養成。本書で学ぶことにより、倫理問題に唯一絶対的な解はなく、複数の視点が存在することを理解できるだろう。
1.技術者倫理とは
2.なぜ技術者は特別の責任を負うのか
3.行為の拡大と新しい倫理の必要性
4.技術者としていかに行動すべきか(1)
5.技術者としていかに行動すべきか(2)
6.技術者としていかに行動すべきか(3)
7.技術者にとって法律とは何か
8.企業における技術者の責任と権利とは何か
9.企業倫理と技術者倫理
10.技術者にとって安全性とは何か
11.技術とリスク
12.優れた意思決定のもたらすもの
13.国際社会における技術者の倫理とは何か(1)ハインツ=ルーゲンビール
14.国際社会における技術者の倫理とは何か(2)ハインツ=ルーゲンビール
15.Phirosopher-Engineerを目指して
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