出版社内容情報
オゾン層の減少、地球の砂漠化、温暖化などの環境破壊は、地球規模での健康被害を生み出した。また急増する世界人口、移民・難民の増加、途上国における感染症の拡大はますます深刻化し、国を超えての人と物の動きが活発化する今日、病気に対する対策には国際的な協力が強く求められている。世界保健機関の活動、日本の国際医療協力、災害医療援助、難民に対する保健医療援助等のテーマを通して、人類と環境が地球で共生してくためのあり方を探っている。
1.地球環境と共生
2.人口・栄養・健康
3.地球的規模で見た健康の問題
4.世界の感染症
5.開発途上国の子どもの健康
6.開発途上国の女性と健康
7.開発途上国の地域保健医療システム
8.プライマリー・ヘルスケア(PHC)
9.世界保健機構の役割と活動
10.日本政府レベルの国際医療協力
11.日本が主導する保健医療NGO
12.災害の疫学と保健医療の災害対策
13.難民に対する保健医療
14.国際保健と精神保健
15.国際基準と研究協力
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- 看取られる私