出版社内容情報
世界各国の学校教育を中心にした制度(法的制度だけでなく慣行的な制度も含む)の特色を、日本の教育制度との比較を意識しつつ歴史的、社会的、文化的背景の文脈の中から考察した書。とくに、各国の義務教育の在り方、学校段階間の接続関係(選抜の問題)、地域社会との関係に注目して執筆されている。各章で取り上げるのはアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、ロシア、韓国の教育制度。終章では日本の教育制度の特色についても言及している。
1.総論1 わが国の学校改革にみる外国教育受容
2.総論2 比較教育学の歴史と現状
3.アメリカの初等中等教育
4.アメリカの高等教育
5.イギリスの初等中等教育
6.イギリスの高等教育
7.ドイツの初等中等教育
8.ドイツの高等教育
9.フランスの初等中等教育
10.フランスの高等教育
11.ロシアの初等中等教育
12.ロシアの高等教育
13.韓国の初等中等教育
14.韓国の高等教育
15.脱学校制度論