出版社内容情報
心理臨床の実践活動は、スクールカウンセリングや学生相談室などの教育領域、企業内相談などの産業領域、病院や保健所などの医療・保健領域、家庭裁判所や警察などの司法・矯正領域、福祉の領域、また開業心理臨床など、さまざまな場所で活発に行われている。本書はこれらの活動の基盤になる心理臨床のさまざまな理論や技法、療法をわかりやすく解説、また実際の活動における諸課題を現場の声をもとに考察している。心理臨床の実際が学べる良書。
1.心理臨床の本質
2.箱庭療法の理論と実際
3.行動療法の理論と実際
4.クライエント中心療法-パーソンセンタード・アプローチの理論と実際
5.精神分析の理論と実際
6.トランスパーソナル心理療法
7.グループアプローチの実際-出会いから別れまで
8.現代を生きる男性・女性
9.教室で生かす心理臨床
10.少年問題と家族の心理臨床
11.もう一人の私
12.学生相談に見る現代の若者
13.子育て支援の心理臨床
14.こころの傷の克服に向けて
15.高齢者に学ぶ