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出版社内容情報
東アジア・東南アジアは、各民族、部族が独自の住様式を持つ等、アフリカと並んで住居の多様性が観察される地域である。その大きな理由は民族や部族の多様性に由来し、特に東アジア・東南アジア地域では、住居形式、素材、構法等に加え、造形や装飾等の面においても独自の工夫が見られる。中国、韓国、タイ、フィリピン、マレーシアなどのさまざまな住まいを取り上げ、伝統的な共同体が如何に機能してきたかを考察、その特性や問題点について論じた書。
1.文化としての住まい方
2.韓国の居住文化
3.中国 黄土高原の穴居ーヤオトン(窰洞)
4.中国 中庭のある住まいー南の三合院、北の四合院
5.中国 巨大な集住体・客家の土楼
6.中国 空間構成と共生の仕組み・西双版納タイ族
7.中国 社会制度と住まい方
8.台湾 季節による住み分け・ヤミ族
9.フィリピン 高床と地床・ルソン島北部山民族
10.タイ 焼畑移動民の住まい・アカ族
11.マレーシア サラワク州の長大住居・ロングハウス
12.インドネシア 住まいと集落の規律・ニアス族
13.インドネシア バリ・ヒンドゥーの住まい・バリ族
14.インドネシア 小スンダ列島の住まい
15.東アジア・東南アジア地域の住文化の特性