出版社内容情報
本書では道徳性を「自他の福祉・幸福に資する人格的資質」と定義し、道徳性が発達・形成する過程とそれに伴う諸問題を多角的に考察している。前半では、道徳性の発達・形成がどのように諸学や社会で概念化され測定されているかを情意的・認知的側面などから心理学諸理論をもとに考察。後半では、個人は他者・文化・社会との関係の中で発達していくことに焦点をあて、家庭教育や地域社会、同輩関係、学校教育との相互作用関係の観点から道徳性発達・形成を論じている。最終章では多文化社会や国際社会における道徳性形成についても言及。
1.道徳性とは
2.道徳性発達・形成諸理論(1)
3.道徳性発達・形成諸理論(2)
4.道徳性発達・形成諸理論(3)
5.道徳性発達過程
6.道徳性形成過程
7.道徳性測定(1)
8.道徳性測定(2)
9.道徳性形成と家庭教育ー発達・形成因1
10.道徳性形成と家庭教育ー発達・形成因2
11.道徳性形成と同輩関係ー発達・形成因3
12.道徳性形成と社会・地域教育ー発達・形成因4
13.道徳性形成と少子化,高齢化社会ー発達・形成因5
14.道徳性形成と情報化社会ー発達・形成因6
15.道徳性形成と国際化,多文化社会ー発達・形成因7
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