出版社内容情報
衣服はファッションを表現する代表的な手段であり,時代の風潮に左右されやすいという特徴がある。本書は,生理的に快適で,文化的,個性的な衣生活を経営・維持するために必要な科学的知識と洞察力を培うことを目標に,衣服・衣生活にかかわる諸事象を主に自然科学的基礎に基づいて考察している。「衣服素材の熱と水分移動」「人体の動きと衣服の運動機能性」「身体発達・身体運動と衣服」「衣服の形と色の心理効果」「洗濯の科学」などの章で構成。
1.衣生活の科学的考察
2.被服材料の熱と物質の移動特性
3.着衣における熱と水分移動
4.人体の動きと被服の運動機能性
5.寝衣、寝具の快適性
6.被服材料の構造特性
7.衣服の形と色の心理効果
8.皮膚と毛髪の科学
9.衣服の寸法変化と形くずれ
10.光と衣服
11.染色と変退色
12.洗濯の科学(1)
13.洗濯の科学(2)
14.洗濯と環境
15.繊維資源と衣生活