出版社内容情報
青木雄二プロダクション[アオキユウジプロダクション]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーなんきー
18
伊地知氏のリストラ、田舎暮らしで就農、娘の不登校、ネットトラブル、ソーラーシステム、環境問題などなど、現在の社会問題が惜しみなく盛り込まれ、金融屋がそこに絡む。現実もそうなのだろうが、すべてのことが悪く転がり、物事は簡単に上手くいかない。これを読んだら新生活を始めるのが怖くなる人もいるのではないかな?2017/10/27
nakmas
8
最後とてもよい話で終わった。 引きこもりという停滞している人や力を引っ張り出せるのは、お金や権力にひっかかった失敗がきっかけとはいえ、すごいことだ。2019/04/26
にゃむこ@読メ13年生
4
これにて最終巻。会社を早期退職し、定年後に田舎で就農する計画を前倒しした伊地知一家。田舎暮らしに溶け込むのにさほど時間はかからなかったが、村にメガソーラーを導入しようとする地元の有力者に利用されてしまう。田舎暮らしも楽じゃない。都会よりも人情味溢れているように見えて、一度目をつけられると、村八分感、仕打ちがあからさまでえげつない。2017/05/07
Worldさん
1
本シリーズでは桑田の過去や元木の妹というサブキャラ擦りでお茶濁すようになったな。素人田舎移住村八分モノではあったが肉欲なんかにも通じる結局本人の力でしか逆境を覆すことはできないのだと教えられるな。灰原がここまで寄り添っているのに憎まれているのはやるせないな。ほぼ朱美が出てこない2023/12/09
池野恋太郎
1
再読。最終巻。 絵柄も変わり青木雄二ぽさは皆無だけど、新シリーズではこれが一番まともで面白い。2019/01/31
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