出版社内容情報
信長、秀吉、家康が覇を争った戦国時代。
秀吉は弟・秀長からの支えが大きく、家康にも石川数正という有能な家臣がいた。
影の人物とも評された秀長の役割とは何か。
石川は家康から秀吉に寝返ったとされるのは本当か。
現在、流布する秀吉と家康の人物評は間違っていないか。
とくに秀吉は過大評価すぎないか。
本書は信長以降、秀吉、家康へと天下人が移った時代の転換点を、秀吉と家康との攻防を軸に多角的に考察する歴史探訪。
【目次】
内容説明
朝鮮出兵、伴天連追放令の秀吉。近代国家の礎を築いた家康。権謀術数で乱世を生き抜く織田、豊臣、徳川…天下を狙う戦国武将の熾烈な覇権争い通説を超えて歴史の真実に迫る！
目次
プロローグ 信長、秀吉、家康の足跡を歩いた
第一章 秀吉の『影』が秀長、その影は藤堂高虎、ならば家康の『影』は？
第二章 すべては本能寺の変から始まった
第三章 清洲会議
第四章 秀長の影 藤堂高虎見参
第五章 表舞台には遠かった家康
第六章 小牧長久手の役の意義
第七章 小田原評定、奥羽仕置き、そして朝鮮への出兵
第八章 天下を分けた関ヶ原
第九章 切支丹伴天連との戦い
第十章 儀式を重んじ、権力のうえに権威が存在
エピローグ 世界初の法治国家
著者等紹介
宮崎正弘［ミヤザキマサヒロ］
昭和２１年、金沢市生まれ。早稲田大学英文科中退。「日本学生新聞」編集長などを経て『もう一つの資源戦争』（講談社）で論壇へ。以後、作家、評論家として多彩な執筆活動を続ける。中国問題、国際経済にも詳しい（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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