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出版社内容情報
5 歳でデビュー、20 代半ばで映画界最高のギャラをとっていた高峰秀子は、世間からは順風満帆な大スターと思われていましたが、実情は、ギャラはすべて養母と十数人の親族に搾取され、学ぶ機会も奪われ、好きになれない女優業を黙々と続けざるを得なかった孤独な女性でした。その大スターに名もなく貧しい一人の助監督が交際を申し込み……。
●貴重なプライベートアルバムと高峰秀子の随筆、言葉、養女の斎藤さんが長年収集した貴重な資料、斎藤さんしか知らない情報を解説に付して、この一組の男女の数奇な運命を描いています。懸命に生きていればきっと未来は開ける、読めば誰もが励まされる一冊です。
内容説明
生誕100年。これは写真集か?それとも飛び出す絵本か?掟やぶりの、高峰秀子と松山善三、56年の愛情物語。
目次
この広い空のどこかに
運命の足音
逃亡のパリ
青年の暴挙
汽水域
高峰随筆「お姑さん」
おめでとう
8か月の欧州二人旅
夫の第一回監督作品
また二人旅
稼ぎまくる夫 引退をめざす妻
家
子宝に恵まれなかった妻の心
錫婚・陶器婚
引退
ルビー婚 子猫を拾う
松山家の本
五十年目の真実
母の足跡を訪ねて―父と娘の旅
著者等紹介
斎藤明美[サイトウアケミ]
文筆家。1956年土佐市生まれ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て、週刊文春の記者を20年務めてフリーに。2009年、10年余り親交のあった松山・高峰夫妻の養女となる。小説『青々と』で日本海文学大賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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