出版社内容情報
その一手が、法の論理を照らし出す!
気鋭の法学者が導く、知の冒険
「私はなぜ、それを当たり前だと考えたのか?」
自身が常識人であり、「当たり前」を共有していると信じている人ほど陥りがちな、思考や文章の「甘さ」。ときにその甘さは、「最善解」をも遠のけてしまう……。
常に厳しい思考が要求される「法的思考」のスペシャリストは、なぜ「将棋」を愛するのか?
気鋭の法学者であり、自身も三段の腕前を持つ木村草太氏が、将棋を題材にして思考の組み立て法を説く!
東京都立大学にて10年の歴史を誇る人気講座を完全書籍化!
特別鼎談収録! 中村太地八段、片上大輔七段と考える「将棋の思考」
「法」で考えること
将棋とはなにか?
解釈論の面白さ
将棋というゲームが深い理由
日本の法律の成り立ち
将棋と法学、思考の共通点
将棋の「読み」と法的思考
法的思考における選択の積み重ね
将棋と法学から学ぶ文章作成
法学論文の書き方
プロ棋士の発想・思考
内容説明
その一手が、法の論理を照らし出す!気鋭の法学者が導く知の冒険。特別鼎談収録!中村太地八段、片上大輔七段と考える「将棋の思考」。
目次
第1章 なぜあらかじめ定められた法で考えるのが楽しいのか?
第2章 将棋とはどのようなゲームなのか?
第3章 解釈論の面白さ:法の支配と人の支配の狭間で
第4章 将棋の楽しさ
第5章 日本の法律はどうやって出来上がっているのか?
第6章 将棋における分岐の考え方
第7章 法的思考をしてみよう
第8章 法的思考における選択の積み重ね
第9章 将棋の自戦記・観戦記の構造
第10章 実定法学のレポートの書き方
特別付録 プロ棋士と考える「将棋の思考」
著者等紹介
木村草太[キムラソウタ]
1980年神奈川県生まれ。2003年東京大学法学部卒業、同大学法学政治学研究科助手を経て、東京都立大学大学院法学政治学研究科教授。将棋ファンとしても知られ、2014年から東京都立大学(当時は首都大学東京)にて法学系(法学部)特別講義「将棋で学ぶ法的思考・文書作成」を開講。将棋初心者の学生にも好評を博している。日本将棋連盟より三段免状を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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