出版社内容情報
縄文土器、縄文土偶の芸術性は世界的なものだった!
歴史の遺物の形から意味を読み解く「形象学」の視点から、縄文時代の文化と日本の国の成り立ちに迫る縄文文明の画期的考察!
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第一章 縄文土器のフォルモロジー(形象学) 火焔土器は水紋土器である
第二章 縄文土偶のフォルモロジー(形象学) 土偶は異形人像である
1 世界で最も美しい土偶
2 世界の土偶も異形人像である
第三章 縄文宗教とは何か 形象で表現される神道
第四章 神話と縄文考古学を結びつける
第五章 三内丸山遺跡のフォルモロジー(形象学)
内容説明
火焔土器は水紋土器。土偶は異形人像。神話と縄文考古学の結びつき。三内丸山は「日高見国」の首都。歴史の遺物の形から意味を読み解く。先進文明が花開いた縄文文明の画期的考察!
目次
第1章 縄文土器の形象学 火焔土器は水紋土器である(「太陽の昇る国」をめざした人類;縄文文化が開花した日高見国 ほか)
第2章 縄文土偶の形象学 土偶は異形人像である(世界で最も美しい土偶;世界の土偶も異形人像である)
第3章 縄文宗教とは何か 形象で表現される神道(神道と縄文宗教の関係;仏教の流入による日本の変化 ほか)
第4章 神話と縄文考古学を結びつける(「日高見国」とは何か;語源で探る「日高見国」 ほか)
第5章 三内丸山遺跡の形象学(「太陽の国」の三内丸山遺跡;定住生活していた日本の特殊性 ほか)
著者等紹介
田中英道[タナカヒデミチ]
昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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