森羅万象―我々はどこから来て、どこへ行くのか

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森羅万象―我々はどこから来て、どこへ行くのか

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  • サイズ 46判/ページ数 128p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594096229
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

88万部超『生物と無生物のあいだ』の著者が贈る!
生命の謎を追究する科学エンタテインメント
生きものの数だけ、不思議がある。

(目次)
▼Chapter1:“いのち”とは何か?~「動的平衡」でみる生命の流転~
・いのちってなんですか?
・生命は左利き
・リュウグウの砂
・生命は利己的ではなく利他的
・生成AIvs人間
など

▼Chapter2:人間の知らない“生物の美しき多様性”
・蝶、その美しき“メタモルフォーゼ”
・アリとキリギリス異聞
・ドクトル福岡の“ガラパゴス航海記”
・謎の深海古代魚
・“みなしごハッチ”の真実
など

▼Chapter3:DNA研究は新たなステージへ~人類の起源を巡る旅~
・遺伝子編集技術の新たなステージ
・ノーベル賞に込められたメッセージ
・発想のありか
・ノーベル賞予想はずれる
・細胞に学ぶ人生の意味

▼Chapter4:フクオカ少年と未知の世界への扉
・顕微鏡の先に広がる新しい世界
・科学を推し進めた、偉大なる“素人力”
・“科学で糧を得る”その遠く長い道のり
・光の画家・フェルメールとの出会い
・未来の“センス・オブ・ワンダー”
など

内容説明

生きものの数だけ、不思議がある。生命の謎を追究する科学エンタテインメント。

目次

1 “いのち”とは何か?―「動的平衡」でみる生命の流転(いのちってなんですか?;生命は“時計”;生命は左利き;リュウグウの砂;ヒト、その心臓の不思議;生命は利己的ではなく利他的;生成AI VS 人間)
2 人間の知らない“生物の美しき多様性”(蝶、その美しき“メタモルフォーゼ”;自然が作り出す“色のフシギ”;アリとキリギリス異聞;生き物の「持ち家派VS賃貸派」;ヘビ逃走事件に思う;ドクトル福岡の“ガラパゴス航海記”;匂いの秘密;謎の深海古代魚;“みなしごハッチ”の真実)
3 DNA研究は新たなステージへ―人類の起源を巡る旅(遺伝子編集技術の新たなステージ;ノーベル賞に込められたメッセージ;発想のありか;ノーベル賞予想はずれる;細胞に学ぶ人生の意味)
4 フクオカ少年と未知の世界への扉(顕微鏡の先に広がる新しい世界;科学を推し進めた、偉大なる“素人力”;“科学で糧を得る”その遠く長い道のり;古書街の思い出;福岡伸一版『新ドリトル先生』!?;光の画家・フェルメールとの出会い;未来の“センス・オブ・ワンダー”)

著者等紹介

福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959年東京生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学総合文化政策学部教授。分子生物学専攻。専門分野で論文を発表するかたわら、一般向け著作・翻訳も手がける。2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞、および中央公論新書大賞を受賞し、88万部を超えるベストセラーとなる。他に『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞)など、著書多数。現在、ヒトがつくりかえた生命の不思議に迫る番組、NHK-BS「いのちドラマチック」に、レギュラーコメンテーターとして出演。また、生物多様性の大切さを伝えるための環境省の広報組織「地球いきもの応援団」のメンバーもっとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

110
福岡先生は稀代の名文家だと思う。あの「生物と無生物のあいだ」も、実は、その内容以上に、筆者の素晴らしい文章力が最大の魅力だった。そんな福岡先生が、特別な生物としての人間をめぐる森羅万象を描くエッセイだが、PR誌に連載の文章は、内容として表層的であり、流石の文章力をもってしても、散漫な印象は拭えない。「動的平衡」というキーワードで社会をアッと言わせた先生だが、本書の中で、利己的遺伝子に対抗して「生命は、本来、利他的である」と主張されているのが印象に残る。本当なんだろうか。新たな問題提起をいただいた気がする。2023/12/01

けんとまん1007

59
軽く手に取って読める。一つ一つが短めな文章量で、しかも、優しい言葉で綴られているのがいい。ハカセが、そんなことを考え・感じてきているんだと思うと、身近になる。が、それだけではない部分も。改めて、動的平衡という4文字に籠められた意味を考え、利他ということを考える。それは、生物としての人間に限らず、ヒトとしての生き方にも通じると思う。2024/01/11

うみ

15
福岡ハカセの文体は本当に美しい。優しさの中に厳しい眼差しがキラリとしていて、しかも読みやすい。大好きだなあ。2024/03/09

なま

10
★4 米国ハーバード大学研究員、京都大学教授を経て、青山大学大学総合文化政策学部教授。この方の話し方が理路整然としていて書籍を手に取る。案の定、語彙、文体、読みやすく美しい。本書では1命とは何か?2人間の知らない「生物の美しき多様性」3DNA研究は新たなステージへ4福岡少年と未知の世界への扉、の構成。3迄は専門用語と入り少し難しさも感じるが、幼少期の福岡氏や愛読書を知る事ができる4は興味深い。話題はリュウグウの砂、生成AI等も。命とは「動的平衡」であるという著者、抽象的な言葉もサクッと表現して伝わる。2024/06/28

noko

9
福岡伸一博士の本は、理系だけど読みやすいから好き。ロゴスは論理、ピュシスは自然。ピュシスはロゴスによって分断され、支配されるようになった。その時から人間は他の生物と袂を分ち、特別な生物と思うようになった。文明、文化、都市、社会、経済など私達を取り囲んでいるのは、人間のロゴスの産物である。ロゴスとピュシスの間を右往左往している旅人が、人間である。小惑星リュウグウの砂にはアミノ酸が11種類も含まれていた。リュウグウは太陽系の初期状態を温存している。モルフォ蝶の青は美しい。でも青の色素を取り出すことはできない。2024/07/05

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