扶桑社新書<br> 多元宇宙論(マルチバース)集中講義

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扶桑社新書
多元宇宙論(マルチバース)集中講義

  • 野村 泰紀【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594095703
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

気鋭の理論物理学者が白熱講義。
最新のマルチバース宇宙論がわかる超入門編!

別の宇宙には“もう一人の自分”が無数に存在するかもしれない!?

これまで多くのSF作品の中で「並行宇宙」や
「パラレルワールド」といった言葉で語られてきた概念が、
今、理論物理学の世界で真剣にその存在を議論されています。

そんな、いまや精密科学として確立されつつある
「マルチバース(多元宇宙)」とは何かを、
カリフォルニア大学バークレー校教授で、
素粒子物理学、量子重力理論、宇宙論を専門とする著者が、
文系にもできるだけわかりやすく噛み砕いて解説しました。

まるで講義をそのまま聞いているような感覚で、
量子力学とニュートン力学との違いから、
超弦理論、インフレーション理論、ワインバーグの人間原理といった
最新の宇宙論のキーワードまでをざっくり把握。
マルチバース(多元宇宙)の考え方が理解できるようになります。

『スパイダーマン』『ドクター・ストレンジ』『エブエブ』……etc.
これを読めば、あのSF作品の世界がより深く考察できるようになる!

内容説明

気鋭の理論物理学者が伝授、最新宇宙論が3時間でわかる!別の宇宙には“もう一人の自分”が無数に存在する!?『スパイダーマン』『ドクター・ストレンジ』『エブエブ』の世界がもっと面白くなる!

目次

第1講 そもそもマルチバースとは何か
第2講 よくできすぎた宇宙の謎
第3講 予言されていたマルチバースの存在
第4講 無数に生まれる泡宇宙たち
第5講 マルチバース宇宙論の現在地
第6講 エンタメの中のマルチバース

著者等紹介

野村泰紀[ノムラヤスノリ]
1974年、神奈川県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校教授。バークレー理論物理学センター長。ローレンス・バークレー国立研究所上席研究員、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構連携研究員、理化学研究所客員研究員を併任。主要な研究領域は素粒子物理学、量子重力理論、宇宙論。1996年、東京大学理学部物理学科卒業。2000年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。米国フェルミ国立加速器研究所、カリフォルニア大学バークレー校助教授、同准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

29
宇宙は無数に存在する。偶然、この宇宙に知的生命が誕生したと考えるには確率論的に都合が良すぎるから。無数に存在する宇宙の中のひとつに、我々が誕生したということ。ということは、全然質の違う物質や生命体が存在する宇宙もあるかもしれないし、地球環境に似た星に人類と似た生命が存在する宇宙もあるかもしれない。ただ、この宇宙から他の宇宙に移動したり観測したりすることは不可能。気が遠くなるような壮大で不思議な話。2024/11/05

haruka

29
マルチバース(多元宇宙)を語る類書の中で群を抜いて面白い。物理学専攻でない一般人が知りたいところに焦点を当てて直球で狙ってくる感じだ。分かりやすすぎて途中、あ私超弦理論理解したかも…という錯覚まで起きた。ペンローズ図であっさり挫かれたけど。/ 真空のエネルギーの上限や素粒子質量の絶対値は恣意的でメカニズムなどない。なのに偶然決まったその値は10の500乗以上の中から一つ選び出されたかのような奇跡的な値。超弦理論の解や次元数、改良されたインフレーション理論も積み重なり、そのすべてが多元宇宙を予言している。2024/04/07

kei-zu

24
「マルチバース」の語は、ヒーロー映画で取り上げられることが多くなった。著者は、それらをフィクションとして楽しめると指摘する一方、理論物理学が示す宇宙像の方が想像を超えるという。数式上は答えが出ながら「常識」が追いつかないという説明は、誠に興味深い。著者のざっくばらんな口調が、とっつき悪そうな内容の敷居を低くしています。どれだけ内容を理解できたかはさておき。2024/06/28

J

12
★★★☆☆ 同じような本をたくさん読んだのでもういいかなと思いつつ、この手のタイトルは読んでしまう。で、やっぱり面白いなと思います。式などまったくでてきませんし、口語体の語り口でさくっと読めます。サイエンスですが、サイエンスフィクションを読むような楽しみ。わかったような気にさせてくれますが、読後に改めて考えるとやっぱりよくわからない。でも、楽しかったからいいかなと。2024/03/20

みのくま

11
近年多くのコンテンツの題材になっている多元宇宙だが本書を読むと実際の多元宇宙論とはかなりかけ離れていると思われる。多元宇宙は存在する可能性は極めて高いが他の宇宙や親宇宙とは殆どコンタクトできない。ただ光速を超えれば理論上過去に行けるかもしれないが戻ってくる事もできない。そして他の宇宙にいる「自分」なんてものはその定義上存在しないのだ。他方で宇宙がいかに人間にとって都合の良い存在なのかという点は大変興味深い。つまりこの宇宙が人間に都合が良いと思える知的生物が生まれるには、それに都合の良い宇宙が必要だったのだ2024/12/24

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