出版社内容情報
誰も語らなかった日本経済復活の秘策!
経済的豊かさから、年々遠のいていく日本。「お得で賢い」と思っていた消費は、「国産品の不買運動」だった。長年にわたる日本人の消費判断の病を克服し、真の国力を取り戻すための「忘れられていた方法」を説く。世界約40ヵ国を訪れ、農家、中小企業、職人、行政機関と日本製品の輸出に打ち込んできた貿易実務家がおくる、目からウロコの日本論。大反響を呼んだ『コスパ病』の第2弾!
●章立て
第一章 サービス業にも感染拡大するコスパ病
第二章 ハイテク化する自損型輸入
第三章 令和によみがえった「満蒙開拓団」
第四章 コスパ病と「タイパ病」
第五章 なぜ日本企業は自損型輸入に走るのか
第六章 文化の処刑と歴史の葬儀
第七章 朝鮮戦争と現代日中貿易
第八章 「経営ごっこ」が終わるとき
第九章 経済再建は「言葉の国産化」から
第十章 未曾有の逆境こそチャンス
第十一章 「日本的職業観」に立ち返ろう
●主な小見出し
◎親日外国人を絶望させる英会話学校
◎観光業に広がる奇妙な旅行システム
◎自動車業界にも感染しつつあるコスパ病
◎「マネートラップ」にはまる日本人
◎「加工再輸入減税制度」の盲点
◎「安売り」という麻薬
◎ダイエットと外国語学習で考える能率
◎「うちだけ損しないか」という不安
◎コスパ発想的な教育は人間性への冒涜
◎弱小国で見た中国の国家意思
◎儲けても尊敬できない企業
◎自損型輸入は現代の「公害」
内容説明
経済活動の根幹を忘れた日本の行き着く未来とは?世界約40ヵ国を訪れ、農家、中小企業、職人、行政機関と日本製品の輸出に打ち込んできた貿易実務家が世におくる、目からウロコの日本論。
目次
第1部 止まらない「国産品不買運動」(サービス業にも感染拡大するコスパ病;ハイテク化する自損型輸入;令和によみがえった「満蒙開拓団」)
第2部 コスパ病を生んだ日本経済の病理(コスパ病と「タイパ病」;なぜ日本企業は自損型輸入に走るのか;文化の処刑と歴史の葬儀;朝鮮戦争と現代日中貿易;「経営ごっこ」が終わるとき)
第3部 「消費者主導の地産地消」が拓く未来(経済再建は「言葉の国産化」から;未曾有の逆境こそチャンス;「日本的職業観」に立ち返ろう)
著者等紹介
小島尚貴[コジマナオタカ]
1975年福岡県出身。1995年西南学院大学経済学部中退。マレーシアの貿易会社、経済誌記者を経て2001年に独立。セルビアの貿易会社役員、マレーシアの中堅ゼネコン役員、佐賀の建設会社役員、香港の投資ファンド役員を歴任。2011年から輸出・国際技術移転事業を手掛け、2014年にJ‐Tech Transfer and Trading(輸出・国際技術移転)を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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