扶桑社文庫<br> 殿様を襲った「明治」の大事件

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扶桑社文庫
殿様を襲った「明治」の大事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594093716
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

 幕末、多くの殿様たちは二六〇年以上続いた江戸幕府が、まさか崩壊するとは思ってもいなかっただろう。しかし、長州征討で天下の徳川家が敗北し将軍・慶喜は政権を返上(大政奉還)、新政府は武力で全国を統一(戊辰戦争)してしまった。
 こうした激動のなかで、多くの藩が時代に即応できず混乱を来し、なかにはお家存亡の危機に陥った殿様たちがいた。
 たとえば、藩の尊王攘夷派が暴走し、新政府の転覆をはかったことで、お家をつぶされた久留米藩主・有馬頼咸。
 大量の贋金をつくったことが発覚し、見せしめとして処罰された福岡藩主・黒田長溥。
 家臣たちに監禁され、毒殺の有無を確認するため墓をあばかれ解剖された相馬中村藩主・相馬誠胤。
 改易状態から新天地での開拓に成功した名門仙台藩の亘理伊達邦成など。
 知られざる明治の大事件と翻弄された殿様たちの人生を追う。

12万部突破!『殿様は「明治」をどう生きたのか 1・2』、
『お姫様は「幕末・明治」をどう生きたのか』に続く人気シリーズ第4弾!

内容説明

明治になってから大事件に見舞われ、お家存亡の危機に陥った殿様たちがいた。たとえば、藩の尊王攘夷派が暴走し、新政府の転覆をはかったことで、お家をつぶされた久留米藩主・有馬頼咸。大量の贋金をつくったことが発覚し、見せしめとして処罰された福岡藩主・黒田長溥。家臣たちに監禁され、毒殺の有無を確認するため墓をあばかれ解剖された相馬中村藩主・相馬誠胤。改易状態から新天地での開拓に成功した名門仙台藩の亘理伊達邦成など。知られざる明治の大事件と翻弄された殿様たちの人生を追う。

目次

第1章 理は殿様にか家臣にか(板倉勝静・備中松山藩―家臣の願いをよそに反新政府を貫き、ついには蝦夷地へ;島津久光・薩摩藩―新政府を最も警戒させた藩主ではない男;相馬誠胤・相馬中村藩―忠義か、お家乗っ取りか。藩主監禁を軸にした明治の大事件)
第2章 分裂・抗争を繰り返す藩内(稲田邦植・洲本城代稲田家―主家からの独立を望んだすえの惨劇;有馬頼咸・久留米藩―長い藩主生活を送るも家臣の対立で混乱)
第3章 旧藩士を守るため(伊達邦成・仙台藩一門亘理伊達家―艱難辛苦のすえ北海道開拓に成功;黒田長溥・福岡藩―藩主を辞したのちの贋金騒動解決に尽力)

著者等紹介

河合敦[カワイアツシ]
歴史研究家、歴史作家、多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。歴史書籍の執筆、監修のほか、講演やテレビ出演も精力的にこなす。初の小説『窮鼠の一矢』(新泉社)を2017年に上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フク

14
#読了 明治維新の混乱の中、藩の存亡に関わる大事件に巻き込まれた殿様の事例を8件収録。殿様やその家臣らの苦労を垣間見ることができる。 仙台藩亘理伊達氏の伊達邦茂の北海道への引越しと開拓は、殿様と家臣双方の思いに心を打たれる。 図書館2023/04/28

わたしは元気

5
知らない事ばかり、でした。2023/02/20

Tak

2
なんだかんだでこのシリーズを全て読んでいます。 なんせ読みやすいし引き込まれやすい本だと思います。  稲田騒動は地元の地名も出てきた為特に面白かったです。2023/01/11

ekoeko

1
徳川幕府の崩壊でお家存続の危機に陥った7人の殿様たちのお話。相馬中村藩主・相馬誠胤の章が一番興味深かった。2023/02/23

KOH

1
改易された江戸時代最後の殿様の悲喜こもごも。彼らの本当の力がためされる。2023/02/16

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