夜想交叉路

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夜想交叉路

  • 青山 繁晴【著】
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  • 扶桑社(2022/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594093181
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

この刹那と闇の時代に、百年を見渡す物語が、京の町角から現れた。
それは、身近な家族の物語であり、また「この先はどうなる」と引っ張られ、
若い世代もぐいぐい読める、食いつきのいい物語だ。
時は、たった今の令和の時代への渡り廊下のような一夜。
 平成の終わりだけが告げられ、次の時代が令和となることはまだ分からないという平成29年、西暦2017年の12月だ。翌々年の5月には令和の世となる一歩前である。
 場所は古都の没落した家、そこで始まった何気ない夜に、百年を見渡す物語が、思いがけず隠れていた。蔵の財産をすべて捨てるというユニークな直接行動をとる祖母が、ほんとうは日本人と日本社会の闇と格闘する日々を重ねてきた。それを29歳、みずからも苦しみのただ中に居る男子の手で明らかにする姿を、意識の流れと呼ぶべき手法も用いて劇的に、哀切に、そして平易に、語り尽くす。

深まる闇の時代を一体どうやったら生きられるのか。
胸に染み入るその答えがここにある。
百年を見渡す日本にしかない物語。

内容説明

時は、たった今の令和の時代への渡り廊下のような一夜。平成の終わりだけが告げられ、次の時代が令和となることはまだ分からないという平成二十九年、西暦二〇一七年の十二月だ。翌々年の五月には令和の世となる一歩前である。場所は古都の没落した家、そこで始まった何気ない夜に、百年を見渡す物語が思いがけず隠れていた。蔵の財産をすべて捨てるというユニークな直接行動をとる祖母が、ほんとうは日本人と日本社会の闇と格闘する日々を重ねてきた。それを二十九歳、みずからも苦しみのただ中に居る男子の手で明らかにする姿を、意識の流れと呼ぶべき手法も用いて劇的に、哀切に、そして平易に語り尽くす。

著者等紹介

青山繁晴[アオヤマシゲハル]
神戸市生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒。共同通信記者、三菱総合研究所研究員、独立総合研究所代表取締役社長・兼・首席研究員を経て、現・参議院議員(二期目)。派閥を超えた新しい議員集団「護る会」(日本の尊厳と国益を護る会)代表。ほかに現職は、東京大学学生有志ゼミ講師(元非常勤講師)、近畿大学経済学部客員教授。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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るい

40
書店にて何気なく手にとった初めての作家さん。 よせて返す波のようにふわりふわりと漂う物語。 夜寝る前に読んでいたら語り口調の優しいテンポに眠たくなり、3日かけて読み終えた。 祖母の人生と、主人公の人生が交差して時代を超えてまた交わって。家族とは血縁とは…。 最近、偶然なのか不思議だけど次々に命の物語に吸い寄せられている気がする。 夢の中のような、この本みたいな。2022/12/29

toshi

5
時間が前後するいくつもの話が飛び交うという読みにくい構成のうえ話が全く面白くなくて読むのがだんだん辛くなってくるつまらない小説。2024/08/15

乱読家 護る会支持!

5
僕自身の今までの人生での苦い体験や、現在の僕が置かれている状況などと少し重なる部分もあり、登場人物の心情と僕の心情がシンクロする不思議な体験でした。 この世は理不尽な事ばかり。良かれと思ってやってきたことなのに、自分が被害者になってしまうだけでなく、予期せずに誰かを傷つける加害者にもなってしまう。 ちょっとしたことで志がブレてしまう「弱っちい僕」。そんな「弱っちい僕」に、勇気をくれる、応援してくれる本でした。 ほんの少しだけ「魂の休息」ができ、頑張って生きていくエネルギーを頂いたと感じています。2022/11/27

イカカイガカ

2
自分が赤ん坊の頃に両親が亡くなり母方の祖父母の家に養子に入って育てられた静志。長じて新聞記者として働く静志が実家に帰省した際に、とある事から、おかあさん(祖母)の春子の日記を読む。そこから、春子の幼少期~青年期の過去と静志の今が交互に展開して物語は進む。青山さんの過去の動画などを観てきたが、かなり多く自身の経験が登場人物、特に静志のエピソードに取り入れられている。同様に、春子には青山さんのお母さんのエピソードが多く取り入れられている。自分の両親や祖父母、兄弟姉妹を思い浮かべ、その中の自分の存在を思った。2023/02/23

夏彦

2
ノンフィクション本の多い著者だが小説は「平成(記)」「わたしは灰猫」ときて本書が三作目となる。「平成(記)」は著者の記者時代の出来事をベースに書かれたと思われる緊迫感のある小説で、「わたしは灰猫」は文学色の強い抽象色の強い不思議な小説であった。本作は主人公とその「おかあさん」との対話がメインとなる小説で、一作目、二作目とは違った読みやすさがあった。はじめ場面の転換が分かりづらいが読み進めるとテンポが良く後半は一気に読めてしまう。家族の謎が明かされていく展開は切なさを伴い、2022/11/20

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