出版社内容情報
炎天下の運動や仕事は熱中症のリスクが大。
それは知られた話。それでは、最新のスポーツ科学の世界では、「暑さ対策」はどのようになっているのか?
国立スポーツ科学センター在籍時には、東京五輪に向けた暑熱対策プロジェクトにも携わり、2016年リオデジャネイロ五輪サッカー日本代表をはじめ、多くのアスリートのコンディショニングサポートスタッフを務めた著者が教える、もっとも効果的な暑さ対策と、暑さを味方に変える戦略!!
・アスリートに「通常環境下でのパフォーマンス向上」という効果をももたらす、「暑熱順化」トレーニング
・もっとも効果的に身体を冷却できる飲み物「アイススラリー」の作り方
・夏場のトレーニングや外仕事で気をつけるべきポイントは?
・「涼しい朝こそトレーニング」にまつわる誤解
・適切な摂取水分量管理がパフォーマンス低下を防ぐ!
内容説明
「暑さ」はもはや敵じゃない!熱中症予防だけじゃなく、パフォーマンスも向上させる、最新のスポーツ医学が教える「暑さ対策」。暑さ対策は「守り」から「攻め」へ。暑さで身体に何がおきるのか?「暑熱順化」がパフォーマンスを向上させる!もっとも効果的な身体冷却の方法とは?炎天下での活動時におさえるべきポイント。年代別の暑さ対策重要ポイント
目次
第1章 暑さの中でのパフォーマンス発揮と体温(運動時の「体温調節」;熱中症の発症メカニズム ほか)
第2章 暑さを味方につける「暑熱順化」(「暑熱順化」とは何か?;「体温を上げ」て身体を暑さに慣らす ほか)
第3章 猛暑下でも上手にトレーニングするために(「朝のトレーニング」にまつわる「誤解」;気象条件を把握すればリスクは減らせる ほか)
第4章 「脱水」状態を把握する(体重変動で「脱水」状態を把握する;前日比1.5%以上の体重変動は要注意 ほか)
第5章 属性ごとの「暑さ対策」(なぜ子供は大人より暑さに弱いのか?;子供の暑さ対策は多角的に考える ほか)
著者等紹介
中村大輔[ナカムラダイスケ]
博士(スポーツ医学)。筑波大学で学位を取得後、国立スポーツ科学センター、立教大学、株式会社ウェザーニューズを経て、現公益財団法人日本サッカー協会、フィジカルフィットネステストプロジェクトメンバー。専門はトップアスリートのコンディショニングおよび運動生理学。国立スポーツ科学センター在籍時には同センターにおける東京五輪に向けた暑熱対策プロジェクトを立ち上げ、多くの競技団体、トップアスリートに対し、暑熱対策に関する医化学的なサポートを行った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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