扶桑社文庫<br> 増補・決定版 ニッポンの音楽 (増補・決定版)

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扶桑社文庫
増補・決定版 ニッポンの音楽 (増補・決定版)

  • 佐々木 敦【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594092429
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0173

出版社内容情報

音楽プロデューサー・牧村憲一 推薦!
「激変する日本のポップス?!クールに見渡したい時に、手元に置くべき最初の一冊」

Jポップの「誕生」と「死」
半世紀にわたる歴史を通覧する!

「Jポップ」はいつ誕生したのか。Jポップ以前と以後でなにが変わったのか。それらの疑問を見つめるとき、日本のポピュラー・ミュージックの新たな一面が見えてくる。
本書は、一九六九年から半世紀にわたる日本のポピュラー音楽の歴史を、十年ごとの単位に切り分けつつ、はっぴいえんどやYMO、小室哲哉、中田ヤスタカなど、時代の主人公ともいうべき音楽家の物語から解き明かす。
ほかにも、フリッパーズ・ギター、ピチカート・ファイヴ、安室奈美恵、宇多田ヒカル、つんく♂、きゃりーぱみゅぱみゅ、tofubeats、星野源、折坂悠太……等々、それぞれの時代を彩る音楽家たちが登場。
日本の音楽史を通覧する画期的入門書、新章増補のうえ文庫化!

【目次】
第一章 70年代 はっぴいえんどの物語
第二章 80年代 YMOの物語
幕間の物語 「Jポップ」の誕生
第三章 90年代 渋谷系と小室系の物語
第四章 ゼロ年代 中田ヤスタカの物語
ボーナストラック Jポップ「再生」の物語

※本書は二〇一四年に講談社より発刊された『ニッポンの音楽』を
加筆、改訂したうえで文庫化したものです。

内容説明

「Jポップ」はいつ誕生したのか。Jポップ以前と以後でなにが変わったのか。それらの疑問を見つめるとき、日本のポピュラー・ミュージックの新たな一面が見えてくる。本書は、一九六九年から半世紀にわたる日本のポピュラー音楽の歴史を、十年ごとの単位に切り分けつつ、はっぴいえんどやYMO、小室哲哉、中田ヤスタカなど、時代の主人公ともいうべき音楽家の物語から解き明かす。日本の音楽史を通覧する画期的入門書、新章増補のうえ文庫化!

目次

第1部 Jポップ以前(はっぴいえんどの物語;YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の物語
幕間の物語「Jポップ」の誕生)
第2部 Jポップ以後(渋谷系と小室系の物語;中田ヤスタカの物語;Jポップ「再生」の物語)

著者等紹介

佐々木敦[ササキアツシ]
1964年、愛知県生まれ。批評家。音楽レーベルHEADZ主宰。広範な範囲で批評活動を行う。2020年、「批評家卒業」を宣言。同年3月、初の小説「半睡」を発表した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

65
☆5。元本は「はっぴいえんど史観」「細野晴臣史観」と揶揄されていたようだが、読んでみるとそうでもない。これぞJ-POP論を見事に成立させた本。しかもマイケル・ボーダッシュ氏が「上手くまとめられない」と書くのを避けた90年代以降も書いてある。そうだよね。渋谷系や小室哲哉の出て来ないJ-POP論なんてあり得ないし。増補版では2015年以降のサブスク時代まで加えてキチンと記しているため、現在の日本、いや世界が抱えてしまった音楽の問題が良く理解出来るようになっている。欲を言えばムーンライダーズを書いて欲しかった。2023/01/10

九曜紋

8
「Jポップ以前と以後」を区分し、第一部と第二部構成とし、その歴史と展開を俯瞰しつつも詳述する。第一部を「はっぴいえんどの物語」「YMOの物語」とし、第二部を「渋谷系と小室系の物語」「中田ヤスタカの物語」とする。マニアックな知識を披瀝し衒学的な文章で記述する本書は好悪の分かれるところ。初出が2014年なので現在の音楽シーンの記述は手薄である。思うに2020年代は小室系ならぬ小室圭の時代だ。音楽シーンを背負って立つ圧倒的存在の不在の中、負のイメージを纏ったダークヒーロー小室圭。現在の最強コンテンツは彼なのだ。2023/02/09

Decoy

2
購入してから、既にオリジナル版を読んでいたことに気付いたが、読み返してみると、やっぱり非常に面白かった。「リスナー型ミュージシャン」たちが「外」のものを「内」に取り込むことで作られてきた日本のポピュラー音楽の歴史が、ここに来てまったく変容していることが、よく理解できる。それだけに、増補の新章があまりに通り一遍で物足りない…。とはいえ、サブスクの影響やKポップのインパクトの歴史的意味をクリアに説明できるようになるには、もう少し時間が必要なのだろう。数年後の“再増補版”を期待したい。2023/02/01

totssan

1
 主観バリバリの軽音楽通史として読んだ。はっぴぃえんど以外はだいたい出てくるバンド全てわかり、多くがリアルタイムでなじみのあったので、当時のシーンを浮かべつつトレースできた。固めの文章が続くが、随所に引用されるインタビューが面白い。存在を知らなかったので読めて良かった(当時の雑誌等に掲載されているが、見てなかったため)。坂本教授の「耳で聞く感じで歌詞には意識がなかなかいかない」というコメントにそうそう!と頷く・・洋楽はまさにそれ。全然歌詞見てない(すんごい下らない歌詞が多いと後に判明したりして)2023/03/22

たろーたん

1
個人的に知ってることが多いJポップ以降のところが面白かった洋楽の影響を非常に受けたリスナー型ミュージシャンの渋谷系が90年代前半。90年代後半は小室哲哉の小室系。そして、ここで小室哲哉の覇権を終わらせたのが安室奈美恵の不在時に出てきた様々な歌手たち。最後の国民的歌手の宇多田ヒカル。つんく+モーニング娘。アムラーを引き継いだ浜崎あゆみ。そして、アシスタントを必要とせず、一人で全てを完成させられるオールインワン型の作曲家中田ヤスタカが、perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅを連れて登場し新たな時代へ。2023/02/11

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