出版社内容情報
和田 秀樹[ワダヒデキ]
著・文・その他
内容説明
“心”“体”“環境”が激変する60代が、第2の人生を楽しむためのターニングポイント。
目次
第1章 60代以降は「嫌なことはやらない」
第2章 好物を食べれば脳も体も健康に!
第3章 「新しい体験」で前頭葉を活発に
第4章 良い医師や病院の選び方とは?
第5章 「認知症、うつ病、ガン」を怖がりすぎない
第6章 嫌な人と付き合うよりは孤独でいい
第7章 お金を使うほど幸福感は高まる
第8章 60代からこそ、人生を最高に楽しめる!
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Karl Heintz Schneider
64
現役の精神科医でありながらベストセラー作家でもある著者が60代に贈るエールとも言うべき一冊。「60代からは『やりたい放題』に生きることこそが、若々しさを保ち、頭の回転も鈍らせないための秘訣です。」健康のために本当はやりたくもないことをやる必要はなし。嫌なことはやらないのが60代の鉄則。ホントにそれでいいの?こんな疑問に対しても裏付けをズバリと答えてくれる。「嫌なことをやり続けるとストレスになり病気の素になる。好きなことをやれば脳から幸せホルモンであるセロトニンが分泌され、それが体と脳を若く保ってくれる。」2024/09/17
かずぼう
56
人生には限りがある、そして70代以降は痴呆症も始まり動く事も楽しむ事も出来なくなる、ならば動けるうちに好きな事だけやって生きよう、とにかく楽しく人生を謳歌しようというのが主旨であろうか。 さて、私はどうしようか。まず単身ドイツに渡りたい(これは自分の廻りを100%ドイツ語下に置くため、決して女房と仲が悪いのでは無い)そして、そこでロードバイクに乗る、ライン川で泳ぐ(バーゼルにて)トレッキングを楽しむ、で落ち着いたら妻を呼んでやろうかな。2022/10/29
油すまし
52
不安の正しい活かし方は、今後の人生で起こる確率が高いであろう出来事に対しては、事前に知識を得て、予防や対策を講じておくこと。前頭葉は早い人は40代から萎縮が目立ち始め、意欲や創造性が減っていく。50代、60代は本格的に前頭葉の機能が落ちていき、その結果、衰えやすいのが、感情を制御する能力で、急に怒り出すことが増える。またこの時期「性格の先鋭化」も起こる。怒りっぽい人がより怒りっぽく、疑い深い人がより疑い深く、頑固な人がもっと偏屈に、優しい人がより優しく。周囲で見たことがあり納得するものがあった。2023/04/24
あみやけ
50
濃厚接触者として自宅待機中、いろんなことで気分も沈みがちなので、明るくなる本を再読です。先月、図書館で借りて読んだばかりですが、ぜひ手元に置いておきたいと思い、買いました。元気が出ますね。老後が楽しみになりますね。不安なんかかなぐり捨てて、とにかくやりたいことを楽しもうと思います。そのために今は貯金です。もちろん、お金だけでなく、趣味や人間関係の。仕事がなくなった後に人生を楽しめるように。2023/01/27
shincha
47
何冊か読んだ和田先生の本。還暦を過ぎた自分の為に読んでみた。序盤に書かれていることに激しく同意。今の60代の現状をとても正確に言い当てている。まさにドンピシャの生活を送っている小生。残された活動年齢はもうそんなに多くない。そんな中、出来なくなることを憂うのではなく、出来ることを喜び、日々楽しく生きる事を目指そう。脳も体も使わなくなると老化が進む。興味ある事に積極的に手を出し、ダメなら次へ…今は、ゴルフ、バイク、俳句…綺麗な女性…これは鑑賞するだけにしておきましょう(^^)。動けるうちに妻と旅行にも行こう!2023/10/15