扶桑社ミステリー<br> 夜のエレベーター

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扶桑社ミステリー
夜のエレベーター

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594092153
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「ぼく」は6年ぶりにパリへ帰ってきた。ともに暮らしていたママが死んでしまい、からっぽのアパートは孤独を深めるだけだった。だが今日はクリスマス・イヴ。にぎわう街の憧れの店へ食事に入ると、小さな娘を連れた美しい女性に出会う。かつて愛した運命の人に似た、若い母親に……彼女が思いもかけないドラマへと「ぼく」を導いていく! 「戦後フランス・ミステリー界最高の人気作家」と称されるフレデリック・ダールが贈る、まさに予測不能、謎と驚きに満ちた名品。

内容説明

「ぼく」は6年ぶりにパリへ帰ってきた。ともに暮らしていたママが死んでしまい、からっぽのアパートは孤独を深めるだけだった。だが今日はクリスマス・イヴ。にぎわう街の憧れの店へ食事に入ると、小さな娘を連れた美しい女性に出会う。かつて愛した運命の人に似た、若い母親に…彼女が思いもかけないドラマへと、「ぼく」を導いていく!「戦後フランス・ミステリー界最高の人気作家」と称されるフレデリック・ダールが贈る、まさに予測不能、謎と驚きに満ちた名品。

著者等紹介

ダール,フレデリック[ダール,フレデリック] [Dard,Fr´ed´eric]
1921年、フランスのイーゼル県に生まれる。サン・アントニオ警視を主人公にしたミステリーが大ヒット、180冊をこす人気シリーズとなり、戦後フランスで最も愛された作家と称される。1956年、フランス推理小説大賞を受賞。300冊近い著書を残し、2000年にスイスのフリブールで没した

長島良三[ナガシマリョウゾウ]
1936‐2013。出版社で翻訳書等の編集をつとめるかたわら翻訳をはじめ、1975年より専業となる。おもにフランス文学を手がけ、モーリス・ルブラン、ポワロー&ナルスジャック、ジョルジュ・シムノン、フレデリック・ダール等のミステリーのほか、『エマニエル夫人』『O嬢の物語』等、幅広い訳書を多数残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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aquamarine

80
「ぼく」が、6年ぶりにパリに戻ってきたのはクリスマス・イヴのことだった。ママは4年前に亡くなり、戻ったアパートは孤独に満ちている。ぼくはにぎわう街へ出かけ小さな娘を連れた美しい女性に出会う…。前半はセピア色を纏った恋物語なのだが、ある一点で突如物語はミステリへと変わる。一度舞台上から弾きだされたぼくがもう一度強引に割り込んだ時、事件の本質が見えてくる。しかし、もちろん物語は想像通りには終わらない。200頁ほどの中編だが、行間にあるものさえ映像で見えてくる繊細さに夢中になった。読後に残る余韻も好き。2022/12/23

M H

33
フランスのミステリー。クリスマス・イヴ、6年ぶりにパリに帰ってきた「ぼく」の運命は流転を余儀なくされる。200ページほどの短さで大筋に驚きはない。むしろ、クリスマスとは対照的な「ぼく」の心象風景に惹かれる。行間から溢れる孤独は非合理な行動も何となく腹落ちさせてしまう甘美なもの。余韻の残る幕切れもまた美しい。2022/10/05

コーデ21

23
「戦後フランス・ミステリー界最高の人気作家」と称されるフレデリック・ダールの名品。いかにもフランスの香り漂うエスプリに溢れたサスペンス。正味200pほどの小品だし登場人物も少なくてスラスラと読了。パリ郊外の鉄格子嵌ったエレベーターのある住居兼工場を舞台に繰り広げられる甘美な男と女の駆け引きとトリック!映像が目に浮かび、本を閉じたあとの余韻が美し~い✨ 1963年製作の映画もあるようなので検索してみると、出てくるのは「死刑台のエレベーター」ばかりでした🤣 残念!2022/12/08

kousei

16
いかにもフランスミステリー、登場人物が少なく退廃的な雰囲気で進むサスペンス。ぼくが美しい女性に出会い物語が動いて強烈なエンディング。トリックはオーソドックスで誰もが気づくが、オチの無常さでニヤリとします。ミステリーファンの中でも好みは分かれそう。2023/07/20

イエローバード

16
クリスマスイブ。パリ郊外の故郷に数年ぶりにもどってきた「ぼく」は、陰のある美女を見かけてついていくが……。『幻の女』っぽくていかにもフランス。ショッキングなラストはいかにもではあるけれど、読んで満足。美男美女のキャストで映画で見たい。全編夜だから暗いかな。2022/11/16

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