出版社内容情報
北野幸伯[キタノヨシノリ]
著・文・その他
内容説明
プーチンのウクライナ侵攻、習近平の拡張主義の内在的論理を抉る!「赤化(=共産主義)」終焉後、「黒化(=独裁主義)」はいかにして台頭したのか。そして現下の独裁主義興隆の実態、とくに典型的な「黒国家」である中国とロシアの実像、アメリカを代表とする民主主義陣営の黒国家への対処を考察し、日本の行くべき道を検証していく。
目次
第1章 前黒化時代(覇権争奪戦とバランス・オブ・パワー;アメリカ対欧州の時代(1992年~2003年) ほか)
第2章 連鎖黒化(香港―連鎖黒化のはじまり;ベラルーシの乱 ほか)
第3章 白の逆襲(香港問題で変わるイギリス;香港問題で復活する米英同盟 ほか)
第4章 黒VS白の戦争(プーチン怒りの根源;なぜ2021年11月に大軍を集結させたのか? ほか)
第5章 黒化勢力の「核」中国の未来(ウクライナ戦争の負け組、勝ち組;ウクライ戦争、最大の勝者は中国 ほか)
著者等紹介
北野幸伯[キタノヨシノリ]
国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。アメリカや日本のメディアとは異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。2018年、日本に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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