扶桑社新書<br> 財務省、偽りの代償―国家財政は破綻しない

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財務省、偽りの代償―国家財政は破綻しない

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594091262
  • NDC分類 317.24
  • Cコード C0295

出版社内容情報

なぜ「日本は崩壊する」と言い続けるのか?
財務省の事務次官が「このままでは国家財政は破綻する」という論考を某雑誌に寄稿した。「バラマキ合戦のような政策論を聞いていて、黙っているわけにはいかない」という彼の主張には賛否両論の議論がある。
この論考に対して、筆者は、「会計学でゼロ点、金融工学でもゼロ点」と切って捨てる。
なぜ財務省は、「日本経済が破綻する」と言い続けるのか? なぜ「緊縮財政」「増税」を言い続けるのか?
データを重視した数量理論を展開する髙橋洋一氏が、得意の理詰めの論法で財務省の主張を論破する!

【内容】
歪められた「統合政府バランスシート」/コロナの混乱に乗じた増税論/緊縮財政は、国民生活を悪化させる/
レベニュー・ニュートラルではない炭素税はおかしい/MMTとリフレ派の混同/「プライマリーバランス黒字化」の大ウソ/労働者のためではない「賃上げ促進税制」と「金融所得課税強化」/消費増税は経済にマイナスを及ぼす/高齢化で上昇する「国民負担率」は歳入庁で解決/ベールに包まれた財務省の内部構造/財務省とつながりの深い岸田政権/財務省に餌付けされるマスコミ/年金破綻の可能性が極めて低い理由・・・・・・等々

【もくじ】
序 章 矢野論文の評価はゼロ点
第1章 岸田政権下でのZの暗躍
第2章 ケチでがめつい天下り集団
第3章 省益を優先する功罪
第4章 財政破綻を煽る手口
第5章 Zを解体する方法

内容説明

なぜ「日本は崩壊する」と言い続けるのか?その裏側を暴く!

目次

序章 矢野論文の評価はゼロ点
第1章 岸田政権下でのZの暗躍
第2章 ケチでがめつい天下り集団
第3章 省益を優先する功罪
第4章 財政破綻を煽る手口
第5章 Zを解体する方法

著者等紹介

〓橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。数量政策学者。嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(内閣総務官室)等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」などの政策を提案。2008年退官。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めた。『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞受賞。その他にも、著書、ベストセラー多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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absinthe

98
PBに注目せよという主張も同著者の他の本を読んでいて知ってはいたが。やはりためになった。国家財政は破綻するという様な先行きは、センセーショナルな方が注目を集めやすく、報道は好むだろう。だらしなく不安だけ垂れ流すとつけこまれやすくなる。インフレ2%目標はインフレにしたいというより失業率低下が期待できる限界。増税は景気の足を引っ張るだけで財政再建には無関係。親切にマネタリーベース、マネーストック、等など、巻末に用語が再掲されている。2025/05/09

kawa

29
元財務官僚として、国の財政論を財務省視線と異なる視点として論ずる点は新鮮、目から鱗的面白さ。曰く、国の財政は借金ばかりを論ずるのではなく、資産も加味したうえでのB/S(貸借対照表)で見るべき。なるほどなのだが、その肝心のB/Sの実態が本書で示されなかったり、その是正シナリオが示されていないのは不可解。企業会計でもP/Lとのバランスのなかで、借入金が月商の○ケ月分を超えたら危険水域との議論は常識。「借金、心配ありませ~ん」だけの言説だけではどうかなと思ってしまう。著者の他著作を読めということなのだろう。2022/06/20

tomo

15
☆☆☆ 支払いを逃れることができない、“社会保険料+税金”の国民負担率。じわじわ上がり続け今では約50%。予算作成する“企画部門” の財務省と”執行部門“の国税庁が同じ財務省管轄っておかしいでしょ。自分で企画して、自分で取るって…世界的に見ても日本くらいだそうだ。昔のクスリも出す病院みたいで、時代遅れ感が。社会保険料と税金を一体で徴収する歳入庁を作って、財務省から切り離すべきという意見に賛成。※本題に入る前の派閥の系譜などの説明に、ややげんなり。2024/06/26

復活!! あくびちゃん!

10
面白いのだが、この著者の他の本と被る点も多い。驚いたのは、財務省の組織の説明が載っていたこと。昔、国家公務員試験、それも当時の大蔵省に合格した身としては興味深く拝見したが、この組織の中に入っていたら、私の能力では完全に埋もれていただろう。その点、この著者の頭脳は素晴らしいと思うし、うらやましいとも思う。もっとこういう人を生かせれば、経済状況も良くなっていくのになぁ。2022/08/02

コウ

6
元大蔵官僚だけに納得することも多いのですが、財務省に対する批判、問題点指摘からスタートしているため、一方向の意見として、自分の知識にできれば…。最後のくだりに「世にはびこる言葉の意味を逐一調べるくせをつければ、意識が変わる」とあるように、ここに書かれていることの真偽についても自ら調べないと、と思いました。2022/05/08

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