出版社内容情報
「菜根たんさんは青果プラスアルファのところでお客様の
ハートをつかんでいますね」
――大石次則(東急百貨店代表取締役社長)
「泥臭く現場の声をきく」ことの大切さを痛感する一冊です
――秋元里奈(食べチョク代表)
「元気な声と一緒に元気な野菜」――林真理子(作家)
「三浦さんの活躍を見ていると、まるで、食の世界における
『坂本龍馬』のようだ」
――茂木健一郎(脳科学者)
「♯大量フードロス」がメディアで話題に!
日本の農業の未来をつくる若きイノベーターの戦略を凝縮した一冊
「SDGsは2030年までの目標達成を掲げていますが、ここで、
私が代表を務めるLiving Rootsが5年後の実現を目指す
ミッションステートメントを示しておきたいと思います。
『農業を選んだ人が、全員豊かな生活を送る。
そんな持続可能な世界を実現する。』
本書がみなさんの食農ビジネスへの興味と理解を深め、ひいては
『未来の食卓』を豊かにする一助となればうれしいです」
(プロローグより)
高校入学前に地元、仙台で体験した東日本大震災を機に、食の安心・安全を自身の
フィールドに定め、農産物の卸売業と小売業を手掛ける三浦大輝。生産者である農家
と消費者をつなぎ、食農ビジネス革命を起こして注目を集める若き経営者だ。
震災を経験し、放射能汚染の心配から野菜を作る農家に興味を持つようになる。
高校卒業後、九州の農家を点々としながら現場作業を体験。
2019年10月、“持続可能な食の生産、流通、消費を通して豊かな食の未来をつくる”
ことをビジョンとする「株式会社Living Roots」を設立。
渋谷をはじめ東京と埼玉で「菜根たん」という八百屋3店舗を運営して話題に。
この「菜根たん」で販売する野菜の9割は、47都道府県にいる契約農家から直接
仕入れ、独自の流通ルートを構築して物流コストを大幅に削減。
生産者、運送会社、仲卸業者らとWin-Winになる関係を築く。
最近では新型コロナの影響から深刻な「フードロス」の問題が発生したが、そうした
野菜を買い取り、B品野菜セットにしてネット販売を行う「フードレスキュー活動」が
メディアでも注目を集めた。
著者が実践する「食農ビジネス」の最前線を提示し、ビジネスヒントが満載の一冊。
内容説明
農業を選んだ人が、全員豊かな生活を送る。そんな持続可能な世界を実現する。#大量フードロスがメディアで話題に!日本の農業の未来をつくる若きイノベーターの戦略。
目次
PROLOGUE 渋谷で野菜を売っていた24歳が#大量フードロスをSNSで発信、廃棄予定の野菜を救った日のこと。
1 「食農ビジネス」、その未来を変えるアプローチ(そもそも「食農ビジネス」って?;Living Rootsの「食農ビジネス」の仕組み ほか)
2 日本の農業を変える「食農ビジネス革命」(僕が目指すビジネスモデルのポイント;「物流」「生産」で利益を生むための取り組み ほか)
3 三浦大輝の「夜明け前」。食農ビジネスの道に進むまで(僕のビジネススタイルの根っ子;「長男」というアイデンティティ ほか)
4 出会いを最大限に活かす三浦大輝流「つながり術」(「食農ビジネス」に踏みだす、貴重な出会い;切れ者の同年代に大いに刺激される ほか)
5 みんな“現場”が教えてくれた 次世代ビジネスのヒント(仕事は「リアルな対話」から;「困った」の本質を探る ほか)
スタッフが語る三浦大輝と「菜根たん」/Living Rootsのこと
EPILOGUE その時々の「答え」を探し求めて
著者等紹介
三浦大輝[ミウラダイキ]
「菜根たん」代表/株式会社Living Roots代表取締役CEO。1995年、宮城県生まれ。地元・仙台での東日本大震災体験をきっかけに食の安心・安全を意識するようになり、農業ベンチャーの道へ。現在は青果を中心に卸・小売りを手掛けるLiving Rootsで八百屋「菜根たん」(東京・渋谷、根津、埼玉・大宮)を経営。コロナ禍でいち早くフードロス対策を実施し、各メディアで注目を集めた。「一般社団法人和ハーブ協会 和ハーブ・アンバサダー」「JRフルーツパーク仙台あらはま広報大使」「とおかまちプロモーション大使」を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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SABA
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DH1206
ふわふわ