出版社内容情報
主人公・入間みちおが弁護士からクセもの裁判官になった裏には、12年前に起きた殺人事件と国税庁OBによる脱税事件が関係していた。
当時の裁判でみちおは殺人事件の被告人の弁護を担当したが、
無罪を証明できず、失意のまま自殺させてしまっていた。
12年ぶりの再審公判では弁護士ではなく裁判官として、型破りな裁判官主導の捜査を進め、たどり着けなかった真実に近づいていく。
高視聴率を獲得し続けたフジテレビ月9の大人気裁判官ドラマの完全ノベライズ、
ここに完結!
内容説明
被告人が無罪を主張するも有罪判決を受け、刑務所で失意のまま自殺してしまった殺人事件。12年の時を経て、遺族は冤罪の疑いを晴らすべく再審請求を決めた。しかし、真実を暴くはずの検察官と次期最高裁判所長官が「イチケイ」の前に立ちはだかる。この事件を機に弁護士から裁判官に転身したみちおが裁判官をつとめることになったが、この国の司法を相手に、どう向き合うのか―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayako H
10
図書館から。ドラマは見てないけど面白かった。裁判そのものはシリアスなんだけど、小説としては気楽にさらりと楽しく読めました。そうそう規格外の裁判官はいなかろうとは思うけど。2025/04/22
ドットジェピー
7
ドラマ見てました。こちらも面白かったです2021/06/23
MAMI.
3
★★★☆☆2021/08/03
山口英一
1
ドラマ版のノベライズ。 国家プロジェクトで政治家が不正の隠蔽に加担するなど現実にありそうだが司法の場で入間みちおのような人物がいると傍聴したくなる。 是非映画版とは違ったドラマ版も続編を出して欲しい。2023/11/10
今多靖子
0
痛快で面白かった。竹野内豊ではなく、堺氏の半沢が思い浮かぶ。いかん‥。2025/05/26
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- 和書
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