出版社内容情報
初代天皇は「誰」なのか?
『古事記』『日本書紀』の記述をもとに、最新の考古学の成果を踏まえ、導き出された結論とはーー。
日本古代史最大の謎に迫る!
内容説明
初代天皇は「誰」なのか?『古事記』『日本書紀』の記述をもとに、最新の考古学の成果を踏まえ、導き出された結論とは。
目次
第1章 神武天皇は第十代崇神天皇だった(皇紀元年は神武天皇の即位の日;神武天皇の即位は紀元前六六〇年でいいのか ほか)
第2章 神武天皇の東征はいつだったのか(四十五歳以降の東征のことしか書かれていない;地名の実在性について ほか)
第3章 「記紀」から読み解く神武天皇=崇神天皇(「記紀」に示されている神武天皇の墓陵;転々とした神武天皇陵 ほか)
第4章 箸墓古墳は崇神天皇陵だった(箸墓古墳と崇神天皇の関係;日本における「箸」の意味とは ほか)
著者等紹介
田中英道[タナカヒデミチ]
昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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