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日本の地政学―日本が戦勝国になる方法

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  • サイズ 46判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594086978
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報


 2020年7月23日、アメリカのポンペオ国務長官は、カリフォルニア州のニクソン大統領図書館で、このように宣言しました。
これは、「中国共産党打倒宣言」と考えて、間違いありません。

意識するしないにかかわらず、私たちは、「米中覇権戦争」の時代に生きています。

 日本は、世界で何が起こっているのかを正確に知り、「戦勝国」として、この時代を通過していかなければなりません。

 どうすれば、日本は「戦勝国」になれるのでしょうか?

 答えは、この本の中にあります。

内容説明

日本は東洋のイギリス、中国は東洋のドイツ、習近平はヒトラー、今後の世界はこうなる!モスクワ滞在28年のリアリストが指し示す勝利の法則。

目次

序章 国家の大戦略を示す地政学
第1章 日本の地政学―「東洋のイギリス」としての日本(地政学の父マッキンダー;マッキンダーの地理観 ほか)
第2章 中国の地政学―「東洋のドイツ」としての中国(中国の地政学的位置;ドイツと中国の歴史 ほか)
第3章 勝利の地政学―英独関係からわかる日本の大戦略(100年前西洋で起こったことが、東洋で繰り返される?;日本の進路は、100年前のイギリスが教えてくれる ほか)
第4章 これから世界で起こること(親中派バイデン新大統領でも米中覇権戦争は終わらない;バイデンのウクライナ疑惑 ほか)
第5章 未来の繁栄のために(日本が「中国側につく」という悪夢;同盟国としての義務を果たさないリスク ほか)
終章 目覚めつつある日本

著者等紹介

北野幸伯[キタノヨシノリ]
国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。1999年、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。2015年「まぐまぐ大賞」で総合1位を受賞。モスクワに28年滞在。2018年、日本に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

16
イギリス(シーパワー)のドイツ(ランドパワー)に対する政策に学び、今後の日本の指針を考える。キーワードは「オフショア・バランシング」。アメリカ・オーストラリア・インド・ASEAN諸国などと連携し、中国の台頭を抑える。敵国フランス・ロシアと結び、アメリカを味方に引き入れてドイツの孤立化をはかったイギリスのように。また、全国一律の最低賃金引上げや、第三子を産んだ人への住宅補助金(2000万円)の支給などで、地方の活性化と出生数の増加を目指す。今後の日本が衰退せずに発展していくための、重要な提言。2021/04/01

アリーマ

11
19世紀末の地政学者マッキンダーの理論をもとに、一次大戦、二次大戦時のイギリスとドイツの関係を、現在の日本と中国の関係性に当てはめ今後を展望し、今後についての提言を示していく一冊。シーパワーの国イギリスとランドパワーの国ドイツの対比が面白い。この著者の本は全て読んできたのだが、今回は特にわかりやすくて腑に落ちる内容だった。★★★★2021/04/19

mochizo

3
基本的にはメルマガに書いてある内容のものです。中国を法しい、日本が徐々に軍備を持ち、少子化を防ぎ、賃金を上げてこそ国力を守れるという事です。これを平和的にできたのが安部元首相とも言っていますね。まあ、言っていることは分かります。あと、地政学の歴史を考える上でもいい内容かと思います。2023/01/07

井野 雄介

3
国際情勢を知り尽くした著者が、地政学をベースに、近現代史や現在の米中対決、更には未来予測について述べ、日本のとるべき道について解説したもの。 短期的には中国の勢いがすごいように見えるが、俯瞰的・長期的な視野から判断しなければならない、と言うことが大変腑に落ちます。著者の今までの主張を改めて示しているので、初見でもすんなり読めるでしょう。 この著者の凄いところは、シビアな分析から入って、最後には明るい未来とそのための行動指針を提示できる力。自分や国の将来を真面目に考える全ての人にオススメです。2021/01/02

らふぃん

2
⑦中国はドイツ、日本はイギリス イマイチわかってなかったところが、腑に落ちた2023/01/12

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