出版社内容情報
注目の体内組織「ファシア」を
ゆるめれば不調が解消!
ファシアとは、私たちの体の臓器や骨、血管、そして筋肉などをくまなく覆う「ゆるゆるな組織」のこと。実は近年の研究で、このファシアこそが体を滑らかに動かすうえで重要な役割を果たしていることがわかってきました。
血行不良、運動不足などでファシアがむくんで筋肉を圧迫、痛みやコリを引き起こします。特に肩甲骨につながる筋肉のファシアは「ゆるさ」が失われて癒着しやすいため、頑固な肩こりに悩まされている人が多いのです。
肩がこると、もんだり、たたいたりしがちですが、逆に筋肉を覆うファシアを傷つけ、傷ついたファシアは再生する際にしこりのようにどんどん硬くなり、肩こりはますますひどくなることに……。
頭痛や不眠、冷え性といった体の不調や、おなかポッコリといったスタイルの悩みなども、肩こりが原因になっているケースは珍しくありません。多くの不調の原因ともいえる肩こりを治すには「肩甲骨につながる筋肉のファシアを本来のゆるさに戻すこと」。これに尽きます。そして、それを可能にするのが、「ファシアゆるゆる体操」です。
体操自体はとても簡単! 毎日たった30秒、座ったままでできて、道具も必要ありません。
今すぐ、始めてみましょう!
マッサージに行かなくてもコリを感じない、快適な体を手に入れましょう!
内容説明
驚異の体内組織“ファシア”をゆるめれば不調は解決!肩こり、頭痛、冷え性、不眠、おなかポッコリ、肌荒れが解消!
目次
肩こりを解消すれば人生が変わる!
1日たった30秒ファシアゆるゆる体操のスゴイ効果とは?
肩甲骨の可動域を広げるファシアゆるゆる“準備”体操
これが本番1日たった30秒ファシアゆるゆる体操
1 肩こり解消の鍵はファシアだった!
2 ファシアゆるゆる体操&コリ流しマッサージ
3 始めよう、ファシアゆるゆる生活
著者等紹介
遠藤健司[エンドウケンジ]
東京医科大学整形外科准教授。日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医。東京医科大学整形外科大学院修了後、米ロックフェラー大学にポスドクとして留学して神経生理学を専攻、帰国後、東京医科大学整形外科医長などを経て、2018年より現職。首下がりなど脊椎変形矯正手術、脊椎疼痛治療を専門とする
松岡佑嗣[マツオカユウジ]
松岡整形外科・内科リハビリテーション院長、東京医科大学整形外科学分野兼任助教、朝日大学病院整形外科非常勤講師。日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本救急医学会専門医。東京医科大学卒業後、救命救急センター勤務、2018年に博士号を取得し、東京医科大学整形外科病棟医長を経て、2019年より現職。救急外傷、脊椎変形矯正手術、リハビリテーション、脊椎変性疾患に対する低侵襲手術を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。