内容説明
田舎のオタク少女が高校デビューして、東京で天下を取るためにAV出演!!『アラサーちゃん』の作者が描く渾身の自伝的漫画!
目次
100万円の肩書き
いつも通りのエッチで大丈夫
バグったアヘ声
AV女優の寿命
さんまさんごめんなさい
フルーツお持ちしました
エロ本盛衰記
サイン会怖い
オタクの最果て
パンツの値段〔ほか〕
著者等紹介
峰なゆか[ミネナユカ]
マンガ家。女性の恋愛・セックスについての価値観を冷静かつ的確に分析した作風が共感を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
40
あけすけであることは武器である。こんなにも何でもかんでも、伝えるセンスを持って彼女の日常を描いてしまう才能が誕生したことを喜ぶべきである。本はたくさん出ている。出産、子育て、アラサー、全てをネタとして浄化させる正しいアウトプットのお手本である。2025/02/01
たまきら
31
どの業界も裏話はきついなあ…。サラリと描写されているけど、男を興奮させる画を撮影する、という職人芸が逆に女性が楽しめるセックスができない男性を量産している可能性があるんですねえ…。最後の対談がすごく面白かった。田嶋陽子さんが気を遣ってる…ぷぷぷ。2021/08/22
なるときんとき
11
興味深い。爆乳ちゃんの搾取されてる感じがつらい。知的障害があったりするんだろうか。握手会キツいなあ、アイドルも大変なんだろうな。2022/02/13
外野伽夜
5
AV女優だった峰なゆかさんの自伝的コミックエッセイ。当時のAV業界を時にポップに、時にダークに、凄まじい観察眼をもって描いています。Twitterで話題になっていた身体障害を持つ人の回ももちろん衝撃でしたが、爆乳ちゃんが山奥で撮影させられるところもキツかった……。そもそも爆乳ちゃんがAVの仕事をするようになる経緯があまりにもつらい。なゆゆのAV出演のきっかけが強要などでなかったのはとても安心しました。巻末の田嶋陽子さんとの対談も必見です。2023/01/14
がんぞ
4
『はだかの白鳥』AV現場描写はキレイゴトだったがリアルでは女優スカウトにはじまり「錯覚させる」≒騙す進行の暴露で終始。スカウターは出演料10%ももらえる/出演で「もうまともな結婚はできないだろうな」が切ない。男と女は快楽の構造も違うし生きるテーマも違う/巻末の田嶋陽子との対談、Tは「いまだに男にとって女は穴と袋(=子宮)なんだよね」は思想認識ゆえともかく「戦後日本でも女は専業主婦にされてタダ働きさせられた」家事労働は月数十万円に相当する、日本の高度成長は女のおかげ」と、結婚出産を体験した峰なゆかに説教する2025/01/28
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