扶桑社新書<br> 国民を守れない日本の法律―感染症、自然災害、ミサイル、侵略行為

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扶桑社新書
国民を守れない日本の法律―感染症、自然災害、ミサイル、侵略行為

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  • サイズ 新書判/ページ数 327p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594085391
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C0295

出版社内容情報

つるの剛士氏推薦!!
「感染症、自然災害、外国船の領海侵入…。
未曾有を未曾有にしないために日本の法律のこともっと知りたい!」

「緊急事態が起こってから法律をつくる」では遅すぎる!
テレビ、ラジオ、ネットメディアで活躍中の、弁護士で予備自衛官でもある著者が、
緊急事態における日本の法制度の問題点について、分かりやすく解説!

◎コロナ対策で法律の根拠なき自粛要請を 繰り返した日本
◎日本の災害法制はシン・ゴジラに対抗できるか
◎北朝鮮のミサイル攻撃に対する 「敵基地攻撃能力」は憲法に違反しない
◎マンガ『空母いぶき』が描く 尖閣諸島への中国人上陸に日本は対応できない
◎有事の際でも警察と同じポジティブ・リストに 縛られる自衛隊
◎特措法ばかりで基本法なし、ツギハギだらけの緊急事態法制……他


【目次】
第1章 なぜ日本の新型コロナウイルス対策は遅れたのか
新型コロナウイルスと新型インフルエンザ対策特措法/感染症法・検疫法・出入国管理法/感染症に立ち向かえる日本になるために
第2章 映画『シン・ゴジラ』に学ぶ災害への対応
『シン・ゴジラ』と災害大国日本/緊急災害対策本部の設置と災害緊急事態の布告/災害対処にあたる内閣官房/自衛隊はゴジラに立ち向かうことができるか
第3章 自衛隊とシビリアン・コントロール
『機動警察パトレイバー』と治安出動/警察と軍隊は何が違うか/自衛隊発足の経緯と歪められた文民統制/日本のあるべき「シビリアン・コントロールのかたち」とは
第4章 日本は敵基地攻撃能力を持つことができるか
現実が虚構に追いついた?『空母いぶき』/専守防衛と敵基地攻撃能力/専守防衛はいつまで堅持できるのか
第5章 『空母いぶき』の尖閣諸島中国人上陸事件を防げるのか
「切れ目のある安全保障」グレーゾーン事態/現実の脅威として存在するグレーゾーン事態/日本は目の前の脅威に対応できるのか
第6章 緊急事態条項を持たない日本国憲法
「国家緊急権」とは/日本の緊急事態法制の現状/緊急事態法制の目的は人権保障にあり
第7章 憲法9条をどう考えるか

内容説明

感染症、自然災害、外国船の領海侵入…。未曾有を未曾有にしないために日本の法律のこともっと知りたい!

目次

第1章 なぜ日本の新型コロナウイルス対策は遅れたのか
第2章 映画『シン・ゴジラ』に学ぶ災害への対応
第3章 自衛隊とシビリアン・コントロール
第4章 日本は敵基地攻撃能力を持つことができるか
第5章 『空母いぶき』の「尖閣諸島中国人上陸事件」を防げるのか
第6章 緊急事態条項を持たない日本国憲法
第7章 憲法9条をどう考えるか

著者等紹介

田上嘉一[タガミヨシカズ]
弁護士・予備自衛官。1978(昭和53)年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部、同大学院法学研究科卒(法学修士)、ロンドン大学クィーン・メアリー校修士課程修了(法学修士)。アンダーソン・毛利・友常法律事務所にて、企業のM&Aやファイナンス、危機管理などに携わり、外資系投資銀行やIT企業にて企業法務に従事した経験を持つ。現在は弁護士ドットコム株式会社取締役。陸上自衛隊三等陸佐(予備自衛官)でもあり、毎年の訓練に参加しつつ、防衛法学会、戦略法研究会に所属し、安全保障法制、国際法の研究を行っている。テレビ・ラジオ番組やインターネットメディアにて、国際政治や安全保障について法律の観点から幅広く発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akio Kudo

2
★ 読んでもよくわからないのが実情。どうして日本の法律で日本を守れないのか?それを説得できるロジックが足りない。2025/02/23

takao

2
ふむ2024/05/05

だっしゅ

1
同僚に勧められて読んでみた。題名や帯を見る限りあまり期待していなかったし、特にグレーゾーン事態における自衛隊の行動・武器使用権限についての記述には怪しいところが多かったけれど、全体的にわかりやすくまとまっていて思っていたよりいい本だった。良くも悪くも一般書的で、鵜呑みにしてしまうのは怖いけれど、ざっくり読むにはいいのかもしれない。緊急事態条項の必要性については判断がつかなかったので、他の本と読み比べながら勉強を進めていきたい。2020/12/31

Nobuo Suzuki

0
TVやINET情報を見ていると、どうしても自分の意見に近いものを収集してしまが「法律」というフィルターを通して見るだけで、より一層、発信者の意図や提示している問題点が浮き彫りにできるという意味で、良著であると思う。 本文では、コロナウイルスの話題から、自衛隊の話まで。現行の法制度について、丁寧に説明を試みながら、ご自分の趣味であろう「シンゴジラ」や「パトレイバー」の話題を挟んで、より深い考察と、理解を深めようとして要る。が、文民統治と文官統治の議論の中で、最近の自衛官が発した問題に言及しないのは??2020/11/30

0
(202011,320.4)2020この1年候補。帯がつるのなのか。確かに、自衛隊を便利屋にしているよね。2020/12/26

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