出版社内容情報
発達が気になる子に起こりやすい
46のエピソードをもとに
親や周りの人ができる
かかわり方のヒントを紹介
昨今、「発達障害」という名称が一般的になり
「うちの子は発達障害かも?」と不安になる
親御さんや、「あの子は発達障害かも?」と
気づかう保育者、教育者は少なくありません。
多くの正しい情報が広まったことで、
ただただオロオロと悩むことは減りましたが、
広まったのは「発達障害」の情報であり、
その子の思いではありません。
本書では、発達障害の簡単な解説を盛り込みながら
日々の生活のなかで親御さんが抱きやすい心情と、
わが子の言動の背景にあるその子の思いや
価値観などを想像しながら説明しています。
(はじめにより)
【内容紹介】
PART1 発達が気になる子の心がわかる幸せ子育て
乳幼児期(0~3歳ごろ)エピソード
「ギャン泣き地獄で、ちっとも寝てくれない!」
「おしゃべりしたいのに、言葉が出ない!」など
幼児期(3~6歳ごろ)エピソード
「聞く耳をもたない! 大声で叱っているのに…」
「お友だちをよくたたきケガをさせないか心配…」など
学童期(小学校前半)エピソード
「朝、なかなか起きられず遅刻の常習犯」
「読むこと、書くことがとても苦手です」など
学童期(小学校後半)エピソード
「家では元気なのに登校を渋りだした…」など
思春期(中学校)エピソード
「部屋にこもってスマホをいじってばかり」など
PART2 発達が気になる子の子育てQ&A
発達障害について
自閉症スペクトラム症について
ADHD(注意欠陥・多動症)について
SLD(限局性学習症)/LD(学習障害)について
発達性協調運動症について
相談場所&診断方法について
治療方法&療育について
家族を支えるサポートについて
目次
乳幼児期(0~3歳ごろ)エピソード(抱っこはイヤ、イヤ、イヤーッなんです!;ギャン泣き地獄で、ちっとも寝てくれない! ほか)
幼児期(3~6歳ごろ)エピソード(走る&ジャンプ!じっとできず、ハラハラ…;わんぱくすぎて「ヒヤッ」が日常茶飯事 ほか)
学童期(小学校前半)エピソード(おっとり&奥手な子でお友だちができるのか…;突然、教室を飛びだし勉強どころじゃない! ほか)
学童期(小学校後半)エピソード(優先順位をつけられず夏休みの宿題が終わらない;休み時間、ひとりでボーッとしています ほか)
思春期(中学校)エピソード(部屋にこもってスマホをいじってばっかり;つるんでいる仲間にいいように使われています)
著者等紹介
田中康雄[タナカヤスオ]
こころとそだちのクリニックむすびめ院長。北海道大学名誉教授。児童精神科医。臨床心理士。精神保健指定医。日本児童青年精神医学会認定医。1958年、栃木県生まれ。1983年に獨協医科大学医学部を卒業後、旭川医科大学病院精神科神経科、同病院外来医長、北海道大学大学院教育学研究院教授、附属子ども発達臨床研究センター教授などを経て2012年より現職
ニシハマカオリ[ニシハマカオリ]
大阪府生まれ。愛知教育大学卒業後、11年間の小学校教諭を経て、イラストレーターとして活動。2019年1月、第2回絵本出版賞大人の絵本の部「優秀賞」、2019年5月、第1回CHICORA BOOKSキャラクター絵本出版賞「入選」の受賞歴がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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