出版社内容情報
長らく娯楽の王様として君臨したパチンコ……。
しかし、ここ数年は斜陽化が進み、閑古鳥が鳴くホールも少なくはない。
不況に強いと言われたパチンコ業界だが、
矢継ぎ早に起きる業界を取り巻く変化に対応できず、苦境に立たされている。
震災時のバッシング、パチンコ高射幸性機の登場と規制、
低貸スタイルの定着、パチスロ5号機から6号機への移行、
釘問題、YouTuberの登場と広告規制など。
ここ10年、業界ではさまざまな問題と出来事が起き、
もはや娯楽の王様は過去の栄華……となりつつあるパチンコに魅入られ、
半生を捧げた大崎一万発・ヒロシヤングの2人が
「そもそもパチンコとは何なのか?」という根源的な問いから始め、
メーカー、ホール、ファン、そして警察、さらにはカジノに依存症まで、
パチンコ業界を取り巻くありとあらゆる問題に斬り込んだ一冊です。
業界の過去と未来、現実、そして問題を真正面から論じた、
これまでにないパチンコ論がここにはあります。
もう、パチンコなんてヤメてしまえ……
パチンコを愛し、その半生を捧げた2人が、パチンコを愛するが故に
行き着いた境地から見えたパチンコの姿とは、一体何なのか?
パチンコが大好きな方、そしてパチンコが大嫌いな方、
どちらが読んでも納得のフルボリューム304ページで語りおろした、
日本初のパチンコ論の書籍です。
・ソープランドと自衛隊とパチンコ
・パチンコライターを殺したユーチューバー
・業界は「たいして勝てません」となぜ言えない
・カジノと依存とパチンコと……
・モザイクの薄さと射幸性
・混乱を招いた保安課長
・パチンコジャーナリストPOKKA吉田氏、カジノ研究家・木曽崇氏とのスペシャル対談も収録!
内容説明
パチンコはたいして勝てません。なぜこの一言をパチンコ業界は言えないのか…依存症、釘、換金、広告規制、カジノ、客離れ…業界のご意見番の2人が余すことなく語り、容赦なく斬るパチンコ文化論。パチンコジャーナリスト、カジノ研究家とのスペシャル対談も収録。
目次
第1章 グレーゾーン喪失が意味するもの
第2章 インターネットの功罪
第3章 パチンコ依存は悪なのか
第4章 新装開店とイベントの狭間に
第5章 POKKA吉田×大崎一万発×ヒロシ・ヤング・スペシャル鼎談~1―換金と釘と警察と…
第6章 木曽崇×大崎一万発×ヒロシ・ヤング・スペシャル鼎談~2―カジノから見たパチンコの風景
第7章 ホールの個性とパチンコの未来
著者等紹介
大崎一万発[オオサキイチマンパツ]
1968年、高知県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。約2年間のパチプロ生活の後、(株)白夜書房入社。『パチンコ必勝ガイド』編集長を経て、2003年よりフリー。現在は編集者、ライター、パチンコタレントとしてメディアに関わるほか、パチンコ関連のアドバイザー、ホール営業プランナーとしても活動中
ヒロシ・ヤング[ヒロシヤング]
1967年、鳥取県生まれ。早稲田大学社会科学部を6年かけて卒業。就職せずにパチプロとして生活。その後、さまざまなパチンコ雑誌に編集者として携わり、知り合った人の関係で開局したばかりの「BIGチャンネル」(現・パチンコ★パチスロTV!)でパチンコ・パチスロ番組に「ヒロシ・ヤング」の名で出演。その後、映像制作プロダクション「有限会社ゼイドンノウ」を設立し、番組の制作から出演まで行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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