内容説明
晴れて恋人同士となったゼインとダービーだが、ビゲローを撃退して平穏な生活を取り戻せたと思ったのも束の間、新たな“暴力”の影がふたりの前に姿を現した。夫のクリントから虐待を受けて逃げ出してきた、トレーシーを助けたことから、ふたりは再びトラブルの渦中へと巻き込まれていく…。恋人たちは凶悪な魔の手から逃れられるのか?物語のラストに明かされる衝撃的な事件の真相とは?人間の心の深層に隠されているバイオレンスな闇と、真実の愛による再生を精緻に描いたラブ・サスペンス登場!
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ] [Roberts,Nora]
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には“タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人”の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では“イブ&ローク”シリーズを発表
香山栞[カヤマシオリ]
英米文学翻訳家。サンフランシスコ州立大学スピーチ・コミュニケーション学科修士課程修了。2002年より翻訳業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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