出版社内容情報
愛国に右も左もない。
あるのは、日本に対する責任感だ!
元財務官僚にして、わが国で最も信頼できる政策通の筆者による
「何のために」を見失った日本人への骨太の指針!
右と左の観念論を論破し、既得権益に固執する官僚と
ご都合主義に走る業界を糺す。
今こそ、ご都合主義の観念論ではなく、
愛国のリアリズムで未来を切り開こう!
【世にはびこる観念論を糺す!】
安倍政権は保守政権だ× →愛国的な左派政策で雇用を劇的に回復した○
集団的自衛権は戦争を招く× →戦争が発生する確率を減らす○
加計学園問題で行政は歪められた× →規制緩和で、歪められていた行政が正された○
財政再建のために消費増税は必要× →回復基調にある景気の腰を折るから不要○
世界はボーダレス化している× →国家間の熾烈なパワーゲームが続いている○
中国は経済大国化する× →GDP「1万ドルの壁」を越えられない○
豊洲市場の「環境基準」が心配だ× →「環境基準」と「安全基準」を混同するな○
人口減少で労働力不足が深刻× →銀行窓口などAIで人が不要なので心配無用○
データ改竄など日本の企業が心配だ×→ご都合主義の企業が滅ぶだけ○
学者やマスコミは正しいことを言う×→所属するムラ社会の掟から抜け出せない○
……など
内容(「BOOK」データベースより)
共同体に対する責任感を示す「愛国」という言葉には、戦前の反動からなのか拒絶反応を起こす人たちもいる。そのため、「何のために」という大目的を見失い、ご都合主義の観念論がはびこる。国という共同体において、そこに生きる人々の雇用が確保され、生きがいをもって仕事に打ち込み、相応の賃金が確保されることは経済政策の根本だ。現代日本の救世主ともいうべき政策通の著者が、「愛国のリアリズム」に基づき希望の未来図を描いた渾身の一冊!
まえがき─―国益と政策的合理性の追求
第1章 規制緩和は愛国・国益に適う
医学部・獣医学部の新設申請そのものを認めない文科省の告示
行政は歪められず、歪められた行政が正された─お粗末な象徴・前川喜平氏
行政は「需給関係」に口を出すな
福澤諭吉の「立国は私なり。公に非ざるなり」
第2章 なぜアベノミクスは成功したのか
デフレ不況からの脱却のめどを立てたアベノミクス
経済学を文系の学問にした弊害
経済が好循環になればすべてが上手くいく
銀行だけが叫ぶ日銀の出口戦略
金融政策がもたらしたインバウンドの増加
第3章 国益に適う外交とは
朝鮮半島が社会主義国家化する危険性
中国の動向と外交政策のポイント
集団的自衛権は戦争のリスクを軽減する
総理大臣は雇用と外交で評価される
第4章 愛国のリアリズムを喪失した左派の知的敗北
経済政策の主眼は「雇用」に鈍感だった民主党政権
国際政治の現実を全く見ようとしない「お花畑の平和論」
朝日新聞の経済成長否定論も無様
リアリズムの若者と観念的な老人
森友学園問題の本質
新聞ジャーナリズムに問いたいこと
第5章 消費増税に執着する財務省を解体せよ
最強官庁・財務省の力の源泉
消費増税がやむを得ないなら、すべて軽減税率に
財務省を解体し歳入庁の創設を
第6章 AI時代で通念は様変わり
AIで近未来はこう変わる
企業はどうなる
あとがき――「愛国のリアリズム」か「売国のお花畑論」か
高橋 洋一[タカハシヨウイチ]
著・文・その他
内容説明
右と左の観念論を論破し、既得権益に固執する官僚とご都合主義に走る業界を糺す!今こそ国益と政策的合理性の追求を!
目次
第1章 規制緩和は愛国・国益に適う
第2章 なぜアベノミクスは成功したのか―愛国的な左派政策を取り込んだ
第3章 国益に適う外交とは
第4章 「愛国のリアリズム」を喪失した左派の知的敗北
第5章 理念なき消費増税に執着する財務省を解体せよ
第6章 AI時代の突入で従来型の通念は様変わり
著者等紹介
〓橋洋一[タカハシヨウイチ]
嘉悦大学教授。1955(昭和30)年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980(昭和55)年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣参事官等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」などの政策を提案・実現。著書に『さらば財務省!』(講談社、第17回山本七平賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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