内容説明
巨大化して、人をおどろかせたい見越し入道のおじいちゃんとガブリ、パックンとなんでも食べちゃうやまんばおばあちゃんが人間たちの老人会温泉ツアーに参加。どうなる!?こっそり団地生活をはじめた7人の妖怪たちの物語。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年東京都に生まれる。児童文学作家。『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞受賞、『小さなスズナ姫』シリーズで新美南吉児童文学賞を受賞、『空へつづく神話』でサンケイ児童出版文化賞受賞、『やまんば山のモッコたち』でIBBYオナーリスト2002文学賞に、『盆まねき』で野間児童文芸賞を受賞
山村浩二[ヤマムラコウジ]
1964年愛知県に生まれる。アニメーション作家、絵本画家。東京芸術大学大学院映像研究科教授。短編アニメーションを多彩な技法で制作。第75回アカデミー短編アニメーション部門にノミネートされた「頭山」は有名。『ちいさなおおきなき』(夢枕獏・作 小学館)で、第65回小学館児童出版文化賞、『くじらさんのーたーめならえんやこーら』(内田麟太郎・作 鈴木出版)で第22回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。九十九さんシリーズ7。一覧を見たら、1冊未読だ! しまった~! 『妖怪一家のハロウィン』すぐに読むべきか、季節に読むべきか、迷うなあ。さて、本作は、「温泉ツアー」。それも、人間の老人会ツアーに、見越し入道のおじいちゃんと やまんばおばあちゃんが参加って……そりゃ大変! ゲストの妖怪は、海坊主? 一体どうなることやら? 山村浩二さんの怪しさ満載の絵もピッタリで、今回も楽しかった。でも、女神さんがいないのは残念だった。まさか、未読のハロウィンで転勤じゃないよね?2018/04/13
izw
10
妖怪一家九十九さんシリーズ第7弾。毎年1冊出版され、我家の娘二人(もう就職して2年目と大学3年生)にも人気のシリーズである。今回は老人会の温泉ツアーにやまんばのおばあちゃんと観越し入道のおじいちゃんが参加。妖怪はみんな何百歳と人間の老人よりはよっぽど年をとっているが、見た目が老人でないとまずかろうということで、おじいちゃんとおばあちゃんだけが参加したのだが、言った先で、海ぼうずらしきものを見かけてからが急展開。今回も、妖怪と人間の共生が楽しめる巻であった。2018/07/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
小学校4年生ブックトーク テーマ【夏季休業中に読む本~様々なジャンルから~】本をじっくり読むのが苦手な子が多いので、 みんなの好きなオバケなどの本を中心に紹介しました。また、国語科単元で『詩』『短歌・俳句』や科学的な本、支援学級合同なので 好きな恐竜の本なども用意しました。他シリーズも紹介。2019/07/18
れな@がんばれレバンガ
7
団地の老人会温泉ツアーに見越し入道のおじいちゃんと山姥おばあちゃんが参加!もう嫌な予感しかしない(笑)タコって畑の野菜食べるんだね( °_° )2019/01/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
令和6年度3年生ブックトーク授業 昨年は絵本を中心に紹介したので、今年度は児童書を!面白いとおもってもらえるよう富安陽子さんの作品を中心にセレクトしました!2024/07/09